［レシピ］豚ロースの酒粕味噌漬けグリル

2018/04/24 2019/04/08

豚ロースの酒粕味噌漬けグリルのレシピ

［材料］（２～３人分）

豚ロース肉（肩ロースでもももでも可）	５００ｇ（１２５ｇ×４枚）
○酒粕	６０ｇ
○お味噌	６０ｇ
○みりんもしくは味の母	大さじ１
小ねぎ	お好みで
七味唐辛子	お好みで

［下準備］

○の調味料を合わせて、小さな泡立て器などでよく練り、酒粕味噌床を作っておく。

酒粕とお味噌を先に軽く混ぜ合わせてから、少しずつみりんを入れて伸ばすと混ぜやすい。
豚肉は筋切りをしておくと良い。（省略可。）

［作り方］

豚肉に、下準備で用意した○の酒粕味噌床を両面に塗り、バットに入れて寝かせる。

最低３０分ぐらい冷蔵庫に入れて漬け込む。（一晩ぐらい置いてもOK。）
お肉を室温に戻し、天板にクッキングシートを敷いてお肉を並べて、２００℃で２０分ほど焼く。

お肉に中まで火が通り、お味噌に焦げ目が付いたら、完成。

［メモ］

豚肉は、ロースや肩ロースなど、適度に脂肪がある部位がおすすめ♪グリルで焼くことで余分な脂が落ちて、食べやすくなります。もちろん、ももやバラでも美味しくできます。ももを使う場合には、酒粕味噌床にごく少量の胡麻油かオリーブオイルを入れると良いですよ！
お肉のカットは、５００ｇを４枚にカットしたぐらいの厚切りのものがおすすめです。お肉の厚さによって漬け時間が変わってくるので、適宜調節してくださいね。
豚肉でよく作りますが、鶏肉でも、牛肉でも美味しくできます。他のお肉でもぜひお試しくださいね。私は鶏もも肉で作るのもお気に入りです。

（※こちらのお写真が鶏肉バージョンになります。）
この酒粕味噌床は、お肉だけでなくお魚にも使えますが、その場合にはお味噌の種類を変えて、少し調味料で調整したりしています。またお魚バージョンのレシピもアップしたいと思います。
使うお味噌の種類によって、お味が変わってきます。お肉には、お写真のように合わせ味噌を使うことが多いのですが、白味噌で作るのもまた違った美味しさがあります。いろいろにお試しくださいね。
みりんが入りますが、甘さはさほど強くありませんので、お好みでみりんやお砂糖を増量してもOKです。私は<味の母>という、みりんとお酒が混ざったような調味料を使っています。そちらはまた今度ご紹介したいと思います。
酒粕とお味噌の配合は、お好みで増減してみていただけると良いかと思います。今のレシピのように同量にすると、あまり酒粕っぽさが強くなく、味噌漬けにほんのり酒粕が香る程度で、食べやすいお味になっています。もっとお酒っぽい味わいが欲しい場合には、酒粕を増やしてお味噌を減らしてみてくださいね。
酒粕によって硬さが異なるかと思いますので、“お肉に塗りのばしやすい粘度”になるようにみりんで調整してみてください。甘さを加えたくないときには、大さじ１まではみりんで、残りは料理酒で補っても構いません。
オーブンで焼くときに、長ねぎを一緒に焼くと美味しいです。他にも、玉ねぎやズッキーニや、グリルしたら美味しいお野菜を入れてくださいね。お野菜には、少量のオリーブオイルを垂らして焼いてもGOOD。
オーブンを使わずに、フライパンで焼いても美味しいです。また、お魚グリルでもできます。ただし、どちらも焦げやすいので火加減には気を付けてください。
オーブンの種類によって、またお肉の厚さによっても焼き時間が変わってきます。温度や焼き時間は適宜調節してください。早い段階で酒粕味噌が焦げそうなときには、途中でアルミホイルをかぶせて、最後にまた外して焼くと良いですよ。
しっかり味で冷めても美味しいので、お弁当のおかずにもおすすめです。特にお弁当には、鶏肉で作って入れることが多いです。
仕上げには、小ねぎを刻んで散らすのがおすすめ。なくても構いませんが、あるとより美味しくなります。お好みで七味を振ったり、柚子胡椒を添えていただくのも美味しいです。
酒粕味噌床はいろいろにアレンジできるので、にんにくを入れたり、お醤油を入れたり、胡麻油を入れたりすることもあります。少し豆板醤を入れるピリ辛味噌床も美味しいので、またアレンジレシピもご紹介します。
酒粕味噌床は、余ったら保存も可能です。多めに作っておいて、数日後にまた違うものを漬け込んだりするのも楽しいです。
私が使っている酒粕は、無農薬のお米で作られたお酒を槽しぼりにしたものです。特にメーカーはこれと決めておらず、気になっているものを毎回いろいろに買う感じです。今は、自然栽培のお米を使って【千代の園酒造】で作られた、<菊池川>という日本酒を絞った酒粕を使っています。お買い物記事でご紹介しているので、［参考リンク］に貼っておきます。