[レシピ]リーキーガットに!小松菜の鶏ガラスープ
2020/03/04
リーキーガットに!小松菜の鶏ガラスープのレシピ
[材料](2人分)
鶏ガラスープ | 400ml |
小松菜 | 1把 |
塩 | 小さじ1/2 |
黒胡椒 | 少々 |
[下準備]
- 鶏ガラは、水で洗って適当な大きさに分ける。お鍋にお湯を沸かし、鶏ガラを入れる。再沸騰し、鶏ガラの色が変わったら取り出す。茹で汁は捨て、お鍋をサッと洗う。
- 湯通しした鶏ガラを洗い、鶏ガラをお鍋に戻し入れる。ひたひたのお水を入れ、お好みで香味野菜と料理酒と少量のお酢を加え、弱火でコトコト煮る。途中でアクを引きながら、最低3時間以上、出来れば5~6時間ほど煮込む。水分が飛んでしまったら、鶏ガラがかぶるぐらいの水を足して煮込むと良い。
- 出来上がったら鶏ガラを取り除き、シノワで漉して完成。これを400ml使う。
- 小松菜は洗ってサッと湯がき、しっかり水気を絞る。根元を切り落として、5mm幅ぐらいに刻んでおく。
[作り方]
- 鶏ガラスープを火にかけ、沸騰したら茹でた小松菜を加えて温める。
- 煮立ったら火を止めて、塩と胡椒で味を調えて、完成。
[メモ]
- 鶏ガラスープさえ用意しておけば、簡単にできるスープです♪1から作ると少しお時間がかかるので、下準備で前の日にスープを取っておくのが良いかもしれません。2日に分けると楽なので、私も下準備は大抵別の日に行っています。
- 面倒に思える鶏ガラスープも、工程のほとんどは放置で良いので、時間の割に手間はありませんよ!汎用性も高く、作り置きや冷凍保存もできるので、時間のあるときに冷蔵庫に作っておくと便利です。今度別途、鶏ガラスープの取り方もアップしたいと思います。
- 鶏ガラと一緒に加える香味野菜は、長ねぎ・にんにく・生姜・セロリなど、お好みでどうぞ!入れなくてもできます。
- 料理酒やお酢は入れると栄養価が高まり、香りも良く仕上がります。こちらも入れなくてもできますよ。
- 青菜は、ほうれん草でも小松菜でも美味菜でも、何でもOKです。下茹でをした方がスープの仕上がりがすっきりしたお味になるのでおすすめですが、面倒であれば省略しても構いません。ただし、ほうれん草や春菊はシュウ酸の問題があるので、サッと湯がいて使ってくださいね。
- 味付けは、基本はお塩と胡椒だけで十分ですが、お好みで胡麻油やすりおろしにんにく、針生姜や刻みねぎなどを加えていただいても美味しいです。また、仕上げに炒り胡麻を乗せるのもよく合います。
- お塩と胡椒の量はお好みで調節してくださいね。鶏ガラスープの旨味があるので、気持ち少なめぐらいでちょうど良いかもしれません。
[参考リンク]
キィニョン風スコーンと目玉焼きに、青菜の鶏ガラスープの朝ごはん
朝ごはんに一緒にいただいた献立を載せています♪
[こだわり食材]
味付けはお塩と胡椒だけで行うので、良質な調味料を使うのがポイント。
特にお塩は全てのお料理の味付けの基本になるので、こだわって選びたいですよね。
私はお塩が大好きなので、いろいろな種類を使い分けていますが、このスープにおすすめなのはこちらのお塩。
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糖質制限をされている方には有名な、沖縄のぬちまーす。
数あるお塩の中でも、特にミネラル分を豊富に含むお塩です。塩分が25%も少なく、マグネシウムの含有量は群を抜いて多く、普通のお塩の約200倍とも言われてるのです。
糖質制限をすると、一般的にはお肉の摂取量が増えるので、マグネシウムが不足しがちになるのですが、そんなミネラル補給にもぴったりなお塩なのです!
質感は、サラサラの粒子の細かいパウダー状なのですが、少し水気を含んでおり、フワフワとしています。こういったスープに使うのであれば、小さじですくって入れれば良いのですが、お肉や卵に均一に振って味付けをしたいときには、ボトルに入れたり、茶漉しを通してかけるとうまくできます。
旨味をしっかり含んでいるのでしょっぱくなくて、味付けがこれだけでしっかり決まるのも嬉しいところ♪旨味のある旬のお野菜と合わせると最強のコンビで、手抜き料理がますます捗ってしまう調味料なのです(笑)
他のお塩に比べるとやや高価なのですが、健康という面でもお味の面でも、これだけでかなりの役割を担ってくれるので、結果的にコストパフォーマンスが高いなぁと感じています。
飲み物に入れたり、お米と一緒に炊いたりもできますし、これで作るおにぎりはとても美味しいので、一度試していただきたいと思うほど。
こういったボーンブロスのスープのお味を引き締めてくれて、お塩だけで味付けが決まる手軽さを体感していただくと、これなしではお料理ができないと感じられるかもしれません。
[分子栄養学コラム]
ボーンブロスは、アミノ酸やコラーゲンがたっぷり溶け込んだ栄養満点のスープです。腸の炎症を抑えてくれて、リーキーガットの改善(腸の修復)にも大きな効果があります。
栄養の吸収が良く、胃腸への負担が少ないので、栄養補給はしたいけれども胃腸の調子が万全でないときにもおすすめなのです。特にリーキーガットや副腎疲労の方には、毎日飲んでいただきたいお料理でもあります。
ボーンブロスは、言うまでもなく糖質オフでグルテンフリー、かつカゼインフリーです。食事制限をされている方にもストレスなく利用できるのもいいところ。
お好きなお野菜やキノコを加えれば食物繊維も摂れますし、良質な糖質を入れることもできるし、アレンジ自在なのも良いですよね。
市販品を利用することもできますが、鶏ガラスープはほったらかしでできるので、ぜひお家で作ってみてくださいね♪
市販品を利用される場合には、化学調味料(アミノ酸や酵母エキス)を使っていないものを選びましょう。
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よくある粉末タイプのものでは意味がないので、液体タイプで、味付けがしていないものがベストです。
ただし、そういった商品はなかなか売られておらず、手に入れにくいという側面があるので、やはりお家で作るのがおすすめです。鶏ガラは安価なので、家計にも嬉しい食材ですよ。