*2018.4*お誕生日の香港旅行 2日目番外編 – ペニンシュラアーケード内【Tangs(タンズ)】で手彫り印鑑のオーダー

      2019/02/05

香港旅行記の2日目の番外編です。

ペニンシュラで中華ランチをいただいた後、ホテル内のアーケードの中の手彫りの印鑑屋さんでお買い物をしました。なかなか面白い体験だったので、これについてもちょっと詳しく書いてみようと思います。

 

 

ペニンシュラでのランチについては、こちらの記事をご覧くださいね。

*2018.4*お誕生日の香港旅行 2日目前半編 – ペニンシュラホテルの【スプリングムーン(嘉麟楼)】で中華ランチと、香港の街散策

 

オーダーメイド印鑑に挑戦

アーケードをブラブラするのも楽しいのですが、私たちの目的は、こちらのお店。

【tangs(タンズ)】というオーダーメイドの印鑑屋さんです。

香港では、風水や開運術が生活に身近に取り入れられているので、こういう印鑑や花文字など、字を使った開運グッズもたくさんあり、そのクオリティが非常に高いようです。

 

入口には、招き猫ちゃんがズラリとお出迎え。

ここは招き猫のお店だったのかしら?と思うほど、いっぱい並んでいました。
こんなに並べたら、かえってご利益なくなるのでは・・・と思ってしまいます。余計なお世話(笑)

 

中に入ると、色ごとに分けられた石が壁一面に並んでいて、圧巻です。

水晶やローズクオーツに、翡翠やアメジスト、ラピスラズリなど、石の種類も豊富に揃っていました。1枚のお写真では全然納まりきらないほど、所狭しと並んでおり、石を見るだけでもワクワクしてきます。

 

同じ種類の石でも、それぞれに風合いがあり、色味も違うし、模様も違います。そして、持って触ってみると、これまた全然違うのです。

 

見れば見るほど、1種類に絞るのが難しく感じられて、二人でかなり迷いました。

翡翠も素敵だし、クリスタルはキレイだし、ローズクオーツもときめくし、今までだったら心惹かれないラピスラズリにも目を奪われたりして・・・目も頭も感性もフル回転。

こういうときは、頭で考えるよりも感性で選ぶ方が良いのだけれども、ついつい頭が邪魔をして、直感を遮ろうとするのがわかります。見るときには、意識的に頭をシャットダウンしてみたりもして。

 

いろいろ迷って、結局私たちは、シンプルなクリスタル(水晶)を選ぶことにしました。

色のある石も素敵だったのですが、何となくこれが原点に感じられたのと、クリスタルはオールマイティなパワーストーンなので、これからずっと持っておくのにも良さそう。(と、何だかんだで頭も登場。)

また、以前主人がデパートで水晶玉を買おうとしていたぐらいだったので、それが印鑑になっていたらいいなぁとも思いました。

 

直感で!石との対話で、たった一つの石選び

石の種類が決まったら、あとはどの石にするかを選びます。

同じクリスタルでも、1個1個に個性があり、風合いや模様、輝きも全然違います。

私たちが心惹かれるのはどれかなぁと思いながら、これこそ何の先入観なく選ぶのですが・・・比べて行って、「こっちよりもこっち!」と思ってお値段を見ると、必ず高価な方をキレイだと感じてしまうのが不思議です。やはり、石の美しさはお値段に比例するところが大きいようですね。

ここではあまりお値段の区切りがなく並べられている(それでも、大体の価格帯が同じところにあるようになっている)ので、本当に素敵だと思ったものを選べるのもいいところ。自分の直感で選ぶことができるので、結果的には高いお買い物になることもあるかもしれませんが、価格に縛られずに気に入ったものを選ぶことができるように思います。

 

石の個性って、見た目だけでも全然違うし、持ってみるとそれぞれにオーラが異なるもの。見て、触って選ぶと、何となくの相性があるように感じます。
私は普段、スピリチュアルな感性というものはあまり持ち合わせていないタイプだと思うのですが、そんな私でも、ぼんやりと“好きな感じ”というのがわかりました。

 

当初は、主人と私とそれぞれ1本ずつ作るつもりでいたのですが・・・やはりここは、2人で1本、いいものを作ることにしました。

実は私はまだ旧姓の印鑑しか持っていなくて、主人が2つ持っているのを1つ借りて使っていたので、自分の印鑑があったらいいかなぁと思ってはいたのです。でもここに来てみたら、「家族」で使う印鑑があった方が、何となく絆を強めてくれるお守りになるような気がして、二人が本当に気に入った1つに絞ってみることにしました。

印鑑って実用的な要素が強いもののはずですが、石のパワーがそうさせたのでしょうか。こういうのも、お店に入って感じることなので、面白いなぁと思いました。

 

諸々のお手続き

さて、彫っていただく石が決まったら、後は字体と入れる文字です。

今回二人の印鑑なので、入れるのは苗字だけ。

字体の方は、リストを見せていただき、「読みやすい字」と「読みにくい字」があるとの説明がありました。私たちは、読みやすい方に即決しました。

 

お店の方は日本語もお上手なので、ほぼ日本語でコミュニケーションができました。

とても気さくに相談に乗ってくださるような感じですが、決して押しつけがましくなく、いい雰囲気。私たちのように二人で相談しながらゆっくり選びたいお客さんには、無駄に声をかけたりはせず、そっとしておいてくださいます。

それでも、わからないことがあったり、何か質問したりすると、的確に答えてくださいます。

 

 

お揃いの朱肉やお箱もありますが、今回は印鑑単体にしました。
パッと見たときに、これと思うケースがなかったのと、印鑑単体で購入しても、お箱に入れてくださるそうなので、それで十分だと思ったからです。

 

こちらの印鑑は、全て手彫りのオーダーメイドになっています。
お願いしてから翌々日の朝の仕上がりなので、数日間の滞在であれば、日程の前半で伺うのがおすすめです。(聞くところによれば、納期は多少融通していただけるとのこと。日数的に難しそうでも、まずは相談してみると良いかもしれません。)

石のお値段に加えて、彫っていただく加工料が別途かかります。
先払いでオーダーして、控えをいただくので、あとは出来上がったら取りに行く感じです。

 

今回はトータルでHKD1700だったので、1香港ドル=14円の換算で、約23,800円ぐらい。
もっとリーズナブルなパワーストーンもたくさんあるし、もっと高価な石もあるので、予算を決めて選ぶこともできると思います。

 

帰りがけに見たショーケースには、こんなに大きな印鑑もありました。

手の平よりも判が大きい印鑑で、持ち手の部分の彫刻も、手が込んでいて美術品のよう。

こちらは実用的なものというよりは、鑑賞用なのでしょうか。
大きなパワーストーンの彫刻って、何だかそれだけでオーラがあるように感じました。

 

ついに手彫りの印鑑が完成!

さて、翌々日の朝、私たちの印鑑が出来上がっているので、取りに伺いました。

 

縁起の良さそうな紙袋に、小さな金の箱が入っていました。

 

思ったよりも箱が素敵で、しっかりしたものでした。

こんな感じで、印鑑が一本入るようになっています。

 

 

こちらは、試し捺しされた紙です。

印鑑の箱の中に入っているので、出来栄えを確認することができます。
これが手彫りでできてしまうことに驚いてしまうほどお上手で、技術力の高さには驚かされました。

 

出来上がった印鑑はとてもキレイで、ずっしりと重みがあります。

石や宝石って、どうしても上手に写せないのが残念なのですが、実物はキラキラと輝いて、とても美しくて、オーラがあります。

 

スマフォでもパチリ!

 

実はお引っ越し後の環境が整っていないので、こちらの印鑑もまだ使えずにいるのですが・・・
お家が整って、置く場所を決められたら、そこに置いてたくさん使っていきたいと思っています。

 

香港で花文字も楽しいですが、香港で印鑑もおすすめです♪

また訪れる機会があれば、今度はカジュアルな印鑑を作っても楽しいかなぁなんて思いますし、今回買った印鑑に合わせて、お揃いの朱肉入れをじっくり選んでもいいかなぁと思いました。

 

香港旅行記もまだ続きます。
3日目の美容dayの記事もアップしていきますので、お楽しみに♪

 

 

 

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