【横浜 崎陽軒本店 中国料理 嘉宮】本格派!広東料理のディナーコースで、崎陽軒のシウマイも味わえる♪
2020/02/05
こんにちは。manaです。
先々週のことになりますが、平日の夜にお仕事帰りの主人と待ち合わせして、横浜デートをしました。
行って来たのは、【崎陽軒本店 中国料理 嘉宮】。
主人が昔、家族でよく行っていたレストランだそうで、久しぶりとのこと。私は初めての訪問でした。
横浜土産と言えば、の崎陽軒のシウマイですが、こちらの嘉宮はその崎陽軒の系列の高級中華で、崎陽軒本店の2階にあります。
平日の夜ということもあり、予約なしでもスムースにご案内いただけました。
お席に着くとすぐに、お通しのような感じで前菜がやって来ました。
さながら香港の中華料理屋さんみたい?
出て来たものも、これまた本場で必ず出てくる胡桃の飴掛けに、ザーサイのおつまみが運ばれてきました。
私はこのおつまみの胡桃が大好きなので、嬉しかったです。
飲み物は、私は緑茶ベースの中国茶を注文。
アルコール飲まない、炭酸飲めない、甘い飲み物苦手、そしてこの季節には冷たい飲み物はちょっと・・・となかなか注文が多い私には、中華料理はお茶が楽しめて嬉しかったりします。
大体がポットサービスなので、主人ともシェアできるのもポイント高いのです。
主人は恒例の紹興酒を。
左に行くにつれて年数が長くなるので、右から飲むのがおすすめとのこと。
なみなみと注いでくださり、一口目は慎重に、乾杯です。
お料理は、「初霞」というコースを注文しました。
その理由は、他のコースにはない「崎陽軒のシウマイ食べ比べ」が入っていたから!
私は崎陽軒のシウマイ自体、食べた記憶がなく、一度食べてみたいと思っていました。主人もお店では食べたことがないとのことで、せっかくならお店で出来立てを食べてみることにしたのでした。
まずは前菜から。
◇前菜盛り合わせ
エビやクラゲに焼豚など、冷菜の盛り合わせです。
寒天で固めたゼリーは、薬膳っぽいお味で、見た目よりも美味しかったです。
◇里芋と蟹肉のフカヒレスープ
こちらは里芋の温かいスープで、カニとフカヒレが入っています。
主人がとても気に入って、私も感激したので、お家で真似っこしたいなぁと思ったもの。中華料理ですが、日本の食養生にも通ずるものを感じて、親しみやすいお味だと思いました。
昨日の記事でご紹介していますが、早速お家でも作ってみました。
ラムチョップのアドボシーズニンググリルに、里芋の鶏ガラスープや山盛りサラダの分子栄養学晩ごはんと、3種のお魚のキノコアクアパッツァのお昼ごはん
お家で作るのには高級食材は入っていませんが、ベースは一緒(のつもり)。
お待ちかねのシウマイ。
◇崎陽軒のシウマイ食べ比べ(嘉宮特製シウマイ/昔ながらのシウマイ)
大きいのがお店の特製シウマイで、小さいのが崎陽軒のお弁当に入っているシウマイとのこと。蒸し立てでサーブされて、これは間違いないでしょうね。
お店特製シウマイの方が品の良いお味で、お肉がジューシー。お弁当のは冷めても美味しいだろうなぁというしっかり味だと感じました。
お次はお魚料理です。
◇冬野菜と長崎産鮮魚・バナメイ海老のソテー ぼたん雪仕立て
長崎県産の石垣鯛にバナメイエビ、季節のお野菜がたくさん。
素揚げのささがき牛蒡とお米のポンせんがいいアクセントになっていて、私はこのお料理がこの日一番気に入りました。
主人はここで、ビールも追加。
美味しいお料理でお酒が進む~進む~!
お肉料理は、壺に入ってサーブされました。
◇三浦青木農園産干し大根と鹿児島産黒豚スペアリブの熱々壷焼き
切り干し大根よりも太めの割り干し大根に、ほろりとなるまで煮込まれた黒豚のスペアリブが入って、壺焼きになっていました。
干し大根の旨味が全体に溶け込んでいて、和食のような味わい。スペアリブは旨味がたっぷりで、骨からキレイに外れて食べやすかったです。
余談ですが、運ばれてきたときに、いい香りだなぁと思って上から覗き込んだら、熱い蒸気を吸い込んで、鼻の中を軽く火傷してしまった私。そんなドジは私ぐらいかと思いますが、とても熱いので気を付けましょう。
最後のお料理はチャーハンです。
◇天津冬菜(白菜ニンニク漬け)と腸詰・神奈川産恵寿卵の炒飯
一見普通の炒飯なのですが、白菜がにんにく漬けになっていて、アクセントが効いていました。腸詰も、チャーシューの外側の甘い部分のようで、これがいい仕事をしています。
スタンダードな美味しさなのですが、個性があって、美味しい炒飯だと思いました。これぞ、王道を押さえつつの変化球でしょうか。
最後はデザートです。
◇杏仁プディング 柚子ソースかけ
今まで食べた中でも5本の指に入りそうな杏仁豆腐。
「杏仁豆腐」ではなく「杏仁プディング」なのですが、濃厚で滑らかで、柚子のおソースとの相性もGOOD。
デザートのクオリティが高いので、他の中華スイーツも食べてみたいなぁと思いました。
今回のコースのお料理のリストはこんな感じでした。
◇前菜盛り合わせ
◇里芋と蟹肉のフカヒレスープ
◇崎陽軒のシウマイ食べ比べ(嘉宮特製シウマイ/昔ながらのシウマイ)
◇冬野菜と長崎産鮮魚・バナメイ海老のソテー ぼたん雪仕立て
◇三浦青木農園産干し大根と鹿児島産黒豚スペアリブの熱々壷焼き
◇天津冬菜(白菜ニンニク漬け)と腸詰・神奈川産恵寿卵の炒飯
◇杏仁プディング 柚子ソースかけ
お料理リストを眺めるのが好きなので、こうしてテーブルにご用意いただけるのはちょっと嬉しかったりします。
ちなみにネイルは、このとき主人が選んでくれたシャネルのもの。
グレーのネイルなんて生まれて初めてでしたが、デニムのコーディネートに良く合うので、すっかりお気に入りです♡
と、話が逸れましたが、【崎陽軒本店 中国料理 嘉宮】は、全体的にサービスも丁寧で、座席も広々としており、雰囲気はホテルの中のダイニングみたいな感じをイメージされると近いでしょうか。
お料理は広東料理をベースに、創作料理的な要素もありつつ~?優しいお味ながらも、どれもひとひねりしてあって、他のお店では味わえないアレンジがキラリ。
横浜中華街の聘珍樓や萬珍樓に比べると、リーズナブルな印象でしょうか。
横浜駅から地下道で直結しているので、雨の日も濡れずに行けるのもいいところだと感じました。
今回こうして、主人が家族で行っていたお店に伺うことができて、嬉しかったです。
機会があれば、今度は長崎フェアのコースもいただいてみたいなぁと思いました。