［レシピ］シンプルピザ生地

2017/11/03 2019/02/15

シンプルピザ生地のレシピ

［材料］（４枚分）

強力粉	２５０ｇ
薄力粉	５０ｇ
お塩	５ｇ
ドライイースト	５ｇ
ぬるま湯	１５０～１６０ｃｃ
オリーブオイル	大さじ１

［下準備］

強力粉と薄力粉とお塩を合わせて、泡立て器などで軽くシャカシャカと混ぜ合わせておく。余力があれば、粉ふるいでふるっておくとなお良い。

［作り方］

小麦粉にドライイーストを置き、そこをめがけてぬるま湯を注ぎ、混ぜ合わせる。最初はかなりベタつくけれど、気長に混ぜ合わせ続ける。
水分が全体に馴染んできたら、まだ粉っぽさが残っている状態でオリーブオイルを入れてさらに混ぜる。
生地がまとまってきたら、ボウルに打ち付けたり、こねたりして、なめらかになるまでこね続ける。（※所要時間の目安：約２０分）
キメが細かくなってきたら、丸めてキレイな形に整える。

ボウルに入れて濡れ布巾を被せて、その上からラップをして発酵させる。室温によるが、９０分～１２０分ぐらいを目安に置く。
生地が２倍以上に膨らんだらフィンガーテストをする。

生地に少しハリがなくなっていたら、発酵完了。台に取り出して空気を抜く。
４分割してキレイに丸め直し、綴じ目を下にして置き、濡れ布巾とラップをかけてベンチタイムを２～３０分ほど取る。
終わったら、指先で生地の空気を丁寧に抜くように広げてから、麺棒で伸ばす。台の上にラップを敷き、その上に生地を乗せて、さらにラップをかけて挟むようにして伸ばすと良い。これで生地は完成。

必要に応じて、最後に少量のオリーブオイル（分量外）で生地を押さえるようにすると安定する。

［メモ］

具材を乗せて焼けばピザに、具材を片側に乗せて包んで焼けばカルツォーネになります♪
薄力粉の代わりに、全粒粉の薄力粉や米粉、蕎麦粉を使ってもできます。少し茶色い粉系が入ると、香ばしさが増して美味しいです。
強力粉と薄力粉の代わりに、ピザ用小麦粉を使うと美味しくできます。ただ、こういう用途別の小麦粉を揃え始めるとキリがなくなってしまうので、最近は強力粉と薄力粉で作るようにしています。特に遜色なくできますので、無理に揃える必要はありません。
ドライイーストはどの種類でも構いませんが、ピザ用のものを使うとより生地が扱いやすくなります。ただ、小麦粉同様にいろいろな種類を揃えるのは大変なので、私は１つでまかなうようにしています。今は耐糖性のものを使っていますが、それでも遜色なくできるので、よくピザを作るご家庭でなければ、わざわざ買う必要はありません。
ピザ生地は大きく分けて３種類のタイプがあり、パリパリのクリスピータイプ、もちもちのナポリタイプ、ふわふわのアメリカンタイプ。これらは生地の伸ばし加減と小麦粉の割合で調節ができます。私はクリスピータイプが好きなので、この強力粉多めの割合で、大きく薄く伸ばすようにしています。直径２０ｃｍぐらい。もちもちタイプが好みなら、薄力粉の割合を半分まで増やすようにします。
生地は冷凍保存も可能です。ベンチタイムまで終わらせた状態で、ラップに包んで冷凍しています。使いたい前の晩に冷蔵庫に移して自然解凍します。
用途がピザと決まっているのであれば、一度軽く焼いておいて冷凍するのもおすすめです。使いたい大きさに伸ばしてから、５分程度、生地が色付かないぐらいに軽く焼けばOKです。
生地の発酵はファジーで大丈夫です。パンよりも過発酵気味にさせるので、短めよりもやや長めをイメージするとうまくいきます。ベンチタイム後も、数時間程度であれば冷蔵庫に入れておくことも可能です。ただし、冷蔵庫でゆっくり発酵が進むので、あまり長い時間は置けないと思います。
発酵は、オーブンレンジの発酵機能を使うのもOKです。その場合は、３５℃ぐらいに設定して、まずは９０分で様子を見るようにします。
HBの生地作り機能を使っても作ることができます。こね時間と発酵時間は長めにすると良いです。
分割した後丸めるときには、なるべくキレイな形に丸めると後が楽です。
生地を伸ばそうとしたときに、ピザ生地の周りが戻ろうと縮むようだったら発酵不足です。もう少し時間を置けばうまく伸ばせるようになると思います。
生地を伸ばすときには、私はラップで挟んで伸ばしています。そうすれば打ち粉も要らないし、麺棒も台も汚れないので、洗い物が減って一石二鳥！ぜひお試しください。
ピザのトッピングのアイディアは、お好きなもので作ってくださいね。我が家では、定番のミックスピザとマルゲリータがお気に入り♪ピザのレシピもまた別途アップしようと思っています。