MCTオイルの選び方

   

おはようございます。分子栄養カウンセラーのmanaです。
今日は、MCTオイルの選び方についてのお話をします。

 

 

中鎖脂肪酸シリーズ 第一弾:中鎖脂肪酸って最強?!
中鎖脂肪酸シリーズ 第二弾:MCTオイル VS ココナッツオイル 徹底比較!

その他の油のお話は、油のタグからどうぞ。

 

MCTオイルはこんな人におすすめ

まず、MCTオイルはどんな人におすすめでしょうか?
それは、こんな人です👇

✔ 副腎疲労の方
✔ 機能性低血糖症の方
✔ 疲れやすくエネルギー切れを起こしやすい方
✔ 胆のうや胆管に問題がある方
✔ 膵臓に問題がある方
✔ 消化能力が低い方
✔ 糖質制限中の方
✔ ケトン体質にしたい方
✔ 糖の代謝をアップさせたい方
✔ 運動される方
✔ 美容が気になる、若返りたい方
✔ 腸カンジダに悩まれている方
✔ 甘い物が止められない方

疲れやすい副腎疲労の方から、筋トレしながら糖質制限をする元気な人まで、わりと万人に使えるオイルだということがわかります。意外なところでは、胆のうや胆管、膵臓などに問題があって、油の消化能力が低下している方にも利用できるということです。

 

MCTオイルの成分

前回からの復習になりますが、よくあるMCTオイルの原料や成分はこんなものでした。

《原料》ココナッツ(ココヤシの実)またはパーム(アブラヤシの実)
《成分》カプリル酸(C8)やカプリン酸(C10)、ラウリン酸(C12)

ここでは代表的なものを挙げてみましたが、メーカーによって大きく異なります。つまりは、原料や成分をチェックしてきちんと選ばないといけないということ。

例えば、カプリン酸(C10)が100%のものであれば、カプリル酸(C8)が100%のものとは効果が変わってきますし、ラウリン酸(C12)が占める割合が多いと、それはもうMCTオイルを使う利点が得られない(=ココナッツオイルと同じ)ということもなるのです。

せっかく使うのであれば、自分の目的に効かせるように使いたいですよね。

 

自分に合った脂肪酸は?

さて、こちらも復習ですが、それぞれの中鎖脂肪酸の特徴をおさらいします。
代表的な中鎖脂肪酸はこの3つ。

カプリル酸(C8) カプリン酸(C10) ラウリン酸(C12)
経路 毛細血管 ⇒ 門脈 ⇒ 肝臓 毛細血管 ⇒ 門脈 ⇒ 肝臓 リンパ管へ ⇒ 静脈 ⇒ 肝臓
電子伝達系(ミトコンドリア) カルニチン不要 カルニチン必要 カルニチン必要
特徴 これぞまさに中鎖脂肪酸 中鎖脂肪酸と長鎖脂肪酸の間 実態は長鎖脂肪酸

いわゆる中鎖脂肪酸の特徴を持っているのはカプリル酸(C8)で、ラウリン酸(C12)は長鎖脂肪酸と言っていいものです。カプリン酸(C10)は、カプリル酸(C8)に近いものの、ラウリン酸(C12)の性質も併せ持つので、ちょうど中間的な存在と捉えられます。

 

中でも注目したいのは、カプリル酸(C8)のエネルギー産生力と、ラウリン酸(C12)の殺菌力という性質。
カンジダやピロリなどの悪性細菌の除菌を行うときには、ラウリン酸(C12)を積極的に利用した方が良いのですが、副腎疲労の方の低血糖対策であれば、カプリル酸(C8)によるエネルギー補給を利用するのが良いと思います。

ただし、副腎疲労があって、かつカンジダやピロリなどの除菌を行う場合には、少し注意が必要です。ラウリン酸(C12)の代謝は副腎疲労の方にはなかなかハードなので、まずは腸内環境の底上げなどを行ってから利用するのが望ましいです。

一方で、厳格な糖質制限をしても全く問題のない方(筋骨隆々で体力もあるタイプ)は、脂質代謝が上手なので、どんなタイプを使っても大丈夫です。バターでもエネルギー産生ができるので、不要な除菌をしないカプリル酸(C8)中心で、ケトン体を上げるのが良いと思います。

 

MCTオイルを選ぶ際の注意点

それでは、MCTオイルの選び方についてです。
メーカーによって品質のバラつきが大きいため、原料や成分をしっかりチェックして選びましょう。

私が見るポイントは以下です。

  • 原料がココナッツオイルかパーム油か?
    ココナッツオイルが原料のものを選びます。その理由はこちらの記事へ。
  • 使われている中鎖脂肪酸の種類とその割合
    →カプリル酸(C8)やカプリン酸(C10)、ラウリン酸(C12)の特徴を考えましょう。
  • 容器はプラスチックか瓶か?
    瓶入りのものを選びます。油は毒が溶けやすく、プラスチックの容器は環境ホルモンだから。詳しくはこちらの記事に載せています。
  • 瓶は遮光瓶か透明の瓶か?
    遮光瓶に入ったものを選びます。油は酸化しやすく、光は酸化要因だから。詳しくはこちらの記事をどうぞ。

成城石井に行くと、MCTオイルだけでも5~6種類ぐらいあることも多いですが、消去法で考えると、これらの条件を満たすのは1~2種類に絞られます。もしお近くのお店に自分のニーズに合うものがなければ、ネット通販を利用するのもおすすめです。

 

次回は、私のおすすめのMCTオイルをご紹介したいと思います。
最近は、MCTオイルという形にこだわらず、ちょっと変わった形の中鎖脂肪酸も利用しているので、そちらもまたご紹介することにします。

 

あなたに合ったMCTオイルの選び方については、個別カウンセリングを行っています。お問い合わせページよりご連絡をお願いいたします。

それでは、また。

 

 

 

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