*2018.7*夏の北海道旅行 1日目前半編 – 【札幌 六花亭 札幌本店】名物マルセイアイスサンドをいただいて、幌見峠でラベンダー畑と札幌の街を一望♪
2019/02/06
先日行ってきた北海道旅行記を書いてみたいと思います。
まだアップしていない海外旅行記事がたくさんあり、香港旅行記やパリ旅行記も途中という感じではあるですが・・・同じシーズンの方が参考になるかと思ったので、夏の北海道旅行記も載せ始めることにします。
プロローグ
北海道に行ってきたのは、7月の第2週目です。ちょうど夏休みシーズンや連休と重なることもあり、予約がかなり混み合っていました。
例のごとく、旅の計画を立てるのがギリギリなので、動き始めたときには泊まりたかったホテルも満室で、行く都市を考え直したりして調整。結果、条件を少し見直して、ホテルや飛行機も無事お手配することができました。
今回は、主人のお誕生日が近いということで、そのお祝いも兼ねた旅行です♡
本当は、お誕生日当日とその前後で行きたかったのですが・・・あいにくお仕事の調整が付かなくて、かなり前倒しになってしまいました。それでも、旅先でお祝いができたので、良かったかなぁと思いました。
いざ、北海道へ
航空会社は今回、ANAを利用したので、羽田空港出発の新千歳空港着です。
午後の便だったので、空港でお昼を食べてから飛行機に乗ることにしました。
主人の食べたかった、空港のカレーです。
◇ビーフカレー
昨年末にパリに行ったときにもカレーをいただいたのを思い出しました。
トンカツを乗せる代わりに、こちらを注文。
◇唐揚げ
旅風情も加わって、美味しく感じますね。
主人はビールも注文。
◇よなよなエール
珍しいエールビールで、フルーティで香りの強いビールでした。
私はビールが飲めないのですが、こういうヨーロッパのビールみたいな芳醇なお味のものは、ほんの一口ぐらいなら飲むことができます。
私たちの乗る飛行機が見えます。
フライト時間は、たったの1時間半。
あっという間に到着です~!
ROYCEなのが北海道っぽいですね。
ついにやってまいりました。
北海道です!
初めての新千歳空港に降り立ちました。
私も主人も、北海道に来るのは初めてなので、テンションが上がります。
新千歳空港の中も、羽田空港よりも涼しくて、キレイでした。
ちょうど東京は猛暑のときだったので、涼しい北海道は最高~!
長袖のカットソーがちょうどいいぐらいで、「避暑」という言葉がとてもぴったりな気候です。
さて、そんな私たちの3泊4日の北海道の旅の始まりです。
新車のレンタカーを調達
この北海道の旅は、最初から最後まで、レンタカーを利用しました。
到着日に新千歳空港で借りて、出発日にも同じ場所で返す感じです。
新千歳空港には何社もレンタカー会社があり、メジャーなところでは、トヨタレンタカーやオリックスレンタカー、日産レンタカー、ニッポンレンタカーなどが入っていました。
空港から少し離れたところにレンタカーの営業所あるので、空港からは送迎バスで移動します。
到着すると、その敷地内にはいろんなレンタカー会社が揃っていてびっくりしました。
また、同じレンタカー会社でも、同じ場所に2つ営業所があったりもして。例えばトヨタレンタカーだと、新千歳空港すずらん店と新千歳空港ポプラ店が同じ場所にあったりもするので、ちょっと面白いです。(それなら、「新千歳空港営業所」として、1つにまとめればいいのに、と思ってしまいます。)
今回は、前々日にレンタカーのお手配をしたので、ほとんど予約で埋まっていました。
気になる車種は満車ばかりで、コンパクトカーならわりと空きがあった様子。それでも、レンタカーとしては「最高の車」を借りることができました。
私たちが予約したのは、スバルのインプレッサスポーツの新車。
そうなのです!この「新車」というのが嬉しくて~♪
新車を選ぶことができるなんて、いいシステムだなぁと思いました。
車種も、ちょうど主人が乗ってみたかったSUVだったし、スバルの車が気になっていたので、試乗にも良かったですし、何より新車というのが最高で、とても快適に乗ることができました。
納車したばかりなのか、ピカピカで、新しくて気持ちがいいです。
当然ながら傷などもないので、最初のチェックも楽ですし、車の臭いも気になりません。
足元も広いし、視界も高くて運転がしやすいとのこと。
アイサイトも付いていて、運転の補助機能もバッチリでした。
ちなみに、借りた直後の走行距離は、たったの7km。
新車と言えど、何回かは使われたことがあるかと思っていたら、まだ誰も乗ったことがない車だったようで、とてもラッキーでした。どうりで気持ちがいいわけですね。
それでは、この車に乗って、最初の目的地の札幌へ向かいます。
札幌の街並み
新千歳空港から札幌までは約60km。高速を使って、1時間ちょっとかかりました。
空港近くの緑豊かな景色から、札幌が近付くにつれ、だんだんと都会の景色になっていく様子が楽しかったです。
何となくなのですが、札幌の街並みは福岡にも似ているし、NYにも似ているし、今まで行った場所のいろいろなところに少しずつ似ているように感じました。日本なのに異国情緒もあるように感じられて、不思議な感じなのですが、好きだなぁと思いました。
北海道は道幅も広くて、車線数も多くて、運転しやすい道なのだそう。京都のように碁盤の目のようになっていて、交差点が数字になっているので、不慣れでもわかりやすいように感じました。
ホテルに向かう途中で、テレビ塔も見えました。
ホテルは、札幌市内の便利な場所ということで、札幌駅から歩ける距離のホテルにしました。
ホテルについては、また別途レポートしてみようと思っているので、ここでは割愛いたします。
マルセイアイスサンドを堪能
チェックインしてから一息ついて、まずは近くの六花亭に行くことにしました。
六花亭本店です。
渋いお顔のワンちゃんがお出迎えしてくれます。
18時を過ぎていたので、残念ながら、2階の喫茶室は終わってしまっていて、1階のショップのイートインを利用しました。マルセイアイスサンドが食べたかったので、イートインでも十分でした。
これこれ!
模型ですが、マルセイアイスサンドです。
この場でいただくことを伝えると、紙袋で包装せずに手渡ししてくださいます。
◇六花亭 マルセイアイスサンド
椅子があるので、座っていただきました。
いただいてみると、ただバターサンドを凍らせただけではない美味しさでした。
サクサクの薄いクッキーは、バターサンドの半分ぐらいの厚さで、ラングドシャのような食感。中のアイスは、バターサンドの味わいをそのままに、滑らかで口溶けの良さが生きていました。
濃厚でクリーミーなのに、後味が良く、アイスサンドの方がさっぱりしているように感じました。
夏の暑い時期だからというのもありますが、私も主人も、アイスサンドの方が好きかもしれません。
これはかなりハマるお味で、都内でも販売してほしいなぁと思うほど。
我が家の冷凍庫を、このアイスサンドで埋め尽くしたいぐらい気に入ってしまって、買って帰れないことがとても残念でした。
アイスサンドをもう1個ずつお替りしようと思ったのですが、せっかくなら、他のスイーツも食べてみることにして、いくつか購入しました。そちらは店内ではいただかず、車で向かう先でいただくことにしました。
その場でいただけるシリーズは、他に雪こんチーズとサクサクパイがあります。
店内には、こんな感じで、お土産用のお菓子や冷蔵のケーキなどがありました。
どれもびっくりするほどリーズナブルなのに、丁寧に作られています。
添加物も入っておらず、ショートニングも使っていないという素晴らしいコンセプトです。
噂に聞いて気になっていたもの。
◇六花亭 十勝マルセイバタ
マルセイバターサンドなどの原料に使われている、バターそのものです。
買って帰りたいなぁと思ったのですが、3日目に何時間か移動があるので、諦めました。
お取り寄せもできると聞いたことがあるので、機会があればお取り寄せしてみたいと思います。
札幌市内にあるラベンダースポット
さて、六花亭で買ったお菓子を持って、ラベンダー畑を見に行きます。
「夏の北海道と言えば、ラベンダー畑。ラベンダー畑と言えば、富良野。」
こういうイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか?かく言う私も、その一人で、ラベンダー畑を見るなら富良野に行かないと見られないのかと思っていました。
そんな気になる富良野と札幌の距離は、約120km。高速道路で2時間以上かかるので、札幌に泊まって、気軽に行ける距離ではないことがわかります。
つまりは、「札幌に泊まる」=「富良野まではちょっと遠い」=「ラベンダーは見られない」ということに、ちょっとがっかりしてしまったわけです。
ところが、そんな私のために、主人がいろいろ調べてくれて、札幌市内にもラベンダーのキレイなところが何ヵ所かあることがわかりました。
そんなわけで、1日目の夕方に、札幌市内のラベンダー畑に連れて行ってくれることになりました。
札幌に泊まっていても楽しめる、北海道のラベンダースポットへGO!
幌見峠でトワイライトのラベンダー畑と札幌を一望
今回行ったのは、「幌見峠」という場所です。
札幌市内からは8km弱のところで、車で約30分ぐらいとナビでは表示されるのですが、狭い山道で相互通行なので、思ったよりも時間がかかるかもしれません。
HPでは、ラベンダー畑の入場料の記載があったのですが、行った時間のせいかもしれませんが、係りの人はいらっしゃらず、機械の料金所のみでした。また、入場料はかからず、駐車料金のみの精算でした。
時間帯によって料金が変わっていて、3時~17時までは300円で、17~3時までは800円かかります。夜景を楽しめるスポットなので、夜間の方が高い設定になっているのでしょうね。
どんな感じかわからずに行ったのですが、こちらは展望駐車場になっているので、車の中から夜景を見るイメージの場所でした。札幌の景色が一望できるので、ロマンチックです♡
この時期はラベンダー畑の後ろに、札幌の景色が見えるようになっていて、一石二鳥です。もちろん、車から降りて、ラベンダー畑を楽しむこともできるので、ラベンダー畑の周りを散策しました。
主人が新しいカメラでいっぱい撮影してくれました。
札幌の街を一望できる絶景スポット。
手前に広がるラベンダー畑とのコントラストがキレイ~!
ラベンダー畑自体はそんなに大きくないので、“辺り一面ラベンダー畑”というのとはちょっと違いますが、美しく咲いている様子には、つい歓声を上げたくなります。
まだ咲き始めの時期だったので、実物よりも、お写真の方がキレイに見える感じでしょうか。
つぼみのラベンダーが可愛い~♪
ラベンダーは大好きな精油なのですが、こんなにじっくりとラベンダーのお花を見たのは初めてです。こんなにちっちゃくて可愛いお花が咲いていたことを初めて知りました。
ラベンダーの香りは、よく嗅ぐ精油の香りのイメージとは違って、もっとローズマリーのような?青い爽やかな香りに感じられました。満開の時期に行ったら、また少し違うのかもしれませんが、本物のラベンダーの香りってこんな感じなのかしらと、ちょっと意外に思いました。
1枚、スマフォで撮ったものも載せてみます。
キレイな景色なので、携帯でもなかなかキレイに撮れたように思います。
そうそう、1つだけ、肝心な注意点がありました。
とにかく虫が多いこと!!!
畑なので小さな虫がたくさんいて、立ち止まっているとワーッと寄ってくるので、虫が苦手な私は、思わず悲鳴を上げそうになります。
歩いていても、常に周りを虫がまとわり付いてくる感じで、それを振り払うのに結構意識が削がれます。動きを止めないようにしながら、ラベンダー畑を散策。カメラを構えると、手や腕に止まるので、あまりゆっくり撮影ができませんでした。
刺さない虫が多かったと思うのですが、1箇所刺されてしまい、痒みと腫れがありました。
気になる方は、虫よけを持参されるか、車から出ずに眺めるのが良いかもしれませんね。
それでも、そんな虫騒動とは無縁の、美しい景色が広がっています。だんだん日が落ちて来て、トワイライトの景色になってくるのもロマンチック♪
この頃になると、私たち以外にもお客さんがやって来て、少し混んできました。
夕暮れの空の色とラベンダーの色がキレイです。
青い空気が札幌の景色全体に広がっていきます。
紫がかって、いかにもトワイライトの素敵な雰囲気。
これがちょうど、19時半前ぐらいの景色です。
主人が日没の時間を調べてくれて、何とか明るいうちにラベンダー畑を見ることができました。
ラベンダー畑と、奥に広がる札幌の街並みを見ながら、おやつタイムです。
◇六花亭 醍醐
◇六花亭 シュークリーム
どちらも美味しくて、優しいお味。どちらか一つを選ぶなら、醍醐がおすすめでしょうか。
醍醐の方は、フワフワの皮の中にクリームチーズが入ったお菓子でした。パッションフルーツの酸味が爽やかで、主人が気に入っていました。
シュークリームの方は、スタンダードなカスタードの入ったもの。特筆すべきところはないけれども、昔ながらの洋菓子屋さんのお味というイメージです。
どちらもびっくりするほどリーズナブルで、シュークリームが90円で、醍醐が140円です。
無添加で、素材も良いものを使っていて、この価格と、北海道のレベルの高さには驚かされました。
東京にもこういうお菓子屋さんがあったらいいのになぁ。
と、こんな感じでおやつもいただき、大満足の私たち。
真っ暗になるまで待って、札幌の夜景まで見たいなぁとも思いましたが、お腹も空いたし、真っ暗な峠を下るのも怖いので、ここらへんで帰ることにしました。
この後は、一旦ホテルに戻って車を置いて、電車でごはんを食べに向かいます。
この夜は3軒もお店をはしごしたので、そちらは次の記事でご紹介したいと思います。
続きの夏の北海道旅行記、札幌グルメをお楽しみに~♪