血糖値の安定は万物に通ず?その理由を解説してみました
2021/06/23

こんばんは。分子栄養カウンセラーのmanaです。
今日は久しぶりに、低血糖症についてのお話をしてみたいと思います。
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以前にこんな記事を上げています。
副腎疲労には低血糖ケアが大切というお話でした。
今日は副腎疲労ではなく、低血糖症について改めてまとめてみましょう。
こんな症状がある方は要注意!低血糖症って?
意外と知られていない低血糖症の症状、こんなものがあります。
昼食後の眠気
食事を抜くと体調が悪くなる
カフェインがないと動けない
甘いものへの渇望
手足の冷えや低体温
指先の震え、手汗
朝起きられない
疲れやすい
睡眠の質の低下(悪夢、寝汗をかく、途中覚醒、歯ぎしり)
肩こりや腰痛、頭痛
イライラしやすい(焦燥感、不安感、パニック)
思考力や集中力の低下
立ちくらみ
過食
光や音に過敏、日光が眩しく感じる
人によって出る症状は様々ですが、これらは代表的な症状です。
低血糖症だからと言って、全てに当てはまるわけではなく、いくつかの症状が組み合わさっていることがほとんど。
例えば、肩こりがあって甘いものが好きで、昼食後の眠気がある場合、それぞれ独立した事象と捉えがちですが、実は根本は同じで、低血糖症によるものなのです。この機序は、低血糖により自律神経の過緊張があって肩が凝り、糖新生によるエネルギー産生ができないために手っ取り早く血糖値を上げられる甘いものを好み、空腹時のドカ食いによって食後高血糖のち低血糖が起きやすいために午後眠くなるというわけ。
「コーヒーが好き」「スイーツが好き」なのも、“本当に好き”というよりは、”ないと動けない”状態になっていることも多かったりします。自分の嗜好が、実は細胞によって動かされている飢餓衝動だったということもあります。
低血糖症だと体の中で何が起こっているの?
低血糖症の人が空腹感を感じるとき、その時点ですでに血糖値は下がっており、細胞がエネルギーの欠乏を起こして飢餓状態になっています。この飽食の時代ですが、我々の体は古代の構造から変わっておらず飢餓を非常に恐れているため、この状態は生命維持の危機というわけ。
そこで体はこれらのことを行います
- 肝臓や筋肉に貯蓄したグリコーゲンを切り崩してエネルギーに変換する
- 手っ取り早く血糖値を上げようとカテコラミン(アドレナリンやノルアドレナリン)全開⇒自律神経が緊張
- 素早く血糖値を上げられるもの(甘いものやカフェイン)が欲しくなる
- ハンガーノック状態による身体能力や思考能力の低下
これらは自然な防衛反応です。以前こちらの記事で書きましたが、低血糖症の人は肝臓や筋肉のグリコーゲンを切り崩してエネルギーに変換できません。
そうなると、体は手っ取り早く血糖値を上げるものに頼るしかないのです。
血糖値が下がると人の判断力は低下するので、体の欲求に従って動くことになります。仮にここでコーヒーとケーキを食べるとしましょう。すると、生命の存続を懸けた“血糖値を上げるモード”の体ではみるみるうちに血糖値が上がり、今度は食後高血糖からの低血糖が起きるというわけなのです。
ポイントになるのは、体を飢餓状態にさせないこと!そのために、血糖値が下がる前に補食をすることがおすすめです。
血糖値が安定すると?
では、血糖値が安定するとどうなるでしょうか?
- カテコラミンが頑張らないで済む
- 自律神経が安定
- ホルモンの無駄遣いなし
- 疲弊している副腎を休められる
- ミトコンドリア機能の改善
- 副腎疲労の治療
- メンタルの安定
- 集中力アップ
- 太りにくい状態へ
- 疲れにくい体に
- 血管へ負荷がかからない
いいことづくめですよね。健康だけでなく、美容にもダイエットにも、血糖値を安定させることはとても大事だということがわかると思います。
また、血液データのところでは、低中性脂肪値の改善や低コレステロールの改善、高白血球数の改善が見られたりと、低エネルギー状態を脱することにも繋がります。
最後に、こちらの記事では、「メンタルと低血糖」について書いています。
補食の重要性は家庭内平和の鍵も握っているのですよね。人間関係に悩む方も、案外こまめな補食がその改善への第一歩になることもありますよ。
次回は、低血糖ケアの補食について、具体的にご紹介していきます。
あなたに合わせた補食の摂り方や低血糖ケアについては、症状や血液検査の結果から過不足を見極めてアドバイスする個別カウンセリングを行っております。こちらのページよりお問い合わせください。
それでは、また。