*2017.12*パリ旅行 ~年越しヨーロッパ~ 2日目 – ヴェルサイユ宮殿と、パリの夜景

   

年末年始のヨーロッパ旅行記、2日目の第3部です。
もうすでに次の旅から帰って来てしまっているのですが、ヨーロッパ旅行のお話もまだ続きます。

2日目の第1部と第2部は、こちらからご覧くださいね。

*2017.12*パリ旅行 ~年越しヨーロッパ~ 2日目 – Cafe des Angesでモーニングと、レストランで役立つフランス語

*2017.12*パリ旅行 ~年越しヨーロッパ~ 2日目 – ルーヴル美術館で美術鑑賞

 

 

ヴェルサイユ宮殿へ

ルーヴル美術館を見終えた後、一旦ホテルに戻るつもりでしたが、思ったよりも長くルーヴル美術館を楽しんだので、そのままヴェルサイユ宮殿に向かうことにしました。

電車での行き方も調べたけれども、やっぱりタクシーで行くことに。
というのも、乗り換えがある上に、遅れがちな電車で、治安も悪いしキレイではないので、無駄に体力を消耗しそうだったから。また、ヴェルサイユ宮殿の閉まる時間が思っていたよりも早く、急いで向かわないといけなかったから、です。

 

ルーヴル美術館の前ではなかなかタクシーが拾えなかったのですが、しばらく待っていたらやって来て、乗ることができました。タクシーの運転手さんがかなり急いで向かってくださっているように見えたので、閉館の時間をわかっていたのかもしれません。

 

50分ほどで、ヴェルサイユ宮殿に無事に到着しました。
ついについに、やって来ました!憧れのヴェルサイユ宮殿!

ブルボン王朝の最盛期を築いた“太陽王”、ルイ14世の騎馬像がお出迎えです。

 

フランス絶対王政の象徴とも言われる建物であるヴェルサイユ宮殿。フランス王政が栄華を極めたきらびやかな時代を感じられる建物で、バロック建築の代表作とも言われています。

 

私は世界史でもここらへんの中世ヨーロッパが大好きなので、ワクワクが止まりません。

このきらびやかなお城の中で、宮廷貴族たちが熾烈な戦いを繰り広げていたのかなぁなんて思うと、歴史で学んだ事象が教科書の中の「物語」ではなく「歴史」なのだという実感が湧いてきます。

 

宮殿の中に入ろうとするも、どうも入口が見当たらず。
これかなぁと思われるゲートも閉まっていました。

「もしかして、もう閉館しちゃったのかな?」と話しつつも、時計を見るとまだ閉館時間まではあるはずだし・・・と、グルグルと庭園の方に行ったり、戻ったりをしてみました。

 

調べてみても、入口らしきところは最初の1箇所のみで、閉まっている様子。
フランスあるあるで、早めに閉まってしまったのかもしれないということで、残念ながら、中に入るのは諦めることにしました。

 

 

「せっかくここまで来たのに~!」とすごく残念がる私。何とか入れないかと、キョロキョロ見渡すのですが、どうにも無理そうで、がっかりを隠し切れませんでしたが、主人は落ち着いている様子。

「完璧にこなしすぎない方が、次に来た楽しみがあるよ」なんて言ってくれて、私もすっかり、“次の機会”があることで気が紛れました。

 

せっかくなので、気持ちを切り替えて庭園を楽しむことにしました。

 

宮殿から庭園に出たところに、まず見事な噴水があります。(これ以外にもたくさん噴水があり、故にこちらの庭園は「噴水庭園」とも呼ばれています。)

一番有名なラトナの泉水。

お水も止まってしまっていましたが、雰囲気だけは味わえました。
トワイライトにお月様が映えて、何だかロマンチック。

 

 

この庭園は、宮殿の建設よりも力を注いでいたとも言われており、費やした人も1.5倍ほど多く、ルイ14世のいろいろな意図が込められています。

中でもこの噴水には3つの意図があり、

  1. 水なき地に水を引く
  2. 貴族を従わせる
  3. 民衆の心を掴む

という壮大な目的の基に作られていました。

確かに、水なき地のヴェルサイユに水路を設けるなんて、当時は考えられないことだったでしょうね。自然をも従わせる、不可能はないという絶対的な権力を誇示するものでもあったそうです。

 

広い広い庭園。遠くまで続いていて、本当にたどり着けるのかなぁと思うほど。
水路は1.5km超あると言われており、中を回るには徒歩ではちょっと大変そう。

時間もあることだし、途中のモニュメントのところまで歩いてみることにしました。

この運河の中腹ぐらいにある、大きな金の輪っかのところまで行って戻って来たのですが、大体3~40分はかかったでしょうか。さすがに寒くて寒くて、この日ばかりはカイロを持って来なかったことを後悔したほど。

ですが、空気がキレイで澄んでいて気持ち良くて、ここまで自然を美しく造形することができることに感嘆して、フランス文化の奥の深さに感動しました。

 

庭園から見る宮殿。

 

ルイ14世も、こうしてここから、このお庭を眺めたのでしょうか。

幼くして王になり、王政と貴族政治との間で辛い思いをして過ごした幼少時代。
パリには辛い思い出しかなかったから、郊外のヴェルサイユ宮殿を好んだとも言われています。

 

貴族たちを近くに置いて徹底的に管理しようとした面もあれば、宮殿の環境を整えて、豪華絢爛なパーティを開催し、忠実な家臣たちへは惜しみなく名誉や褒美を与えるようにして統治していたルイ14世。絶対王政を不動のものにしたのも、この宮殿での生活があればこそでしょうか。

一方で、この宮殿を市民に開放して、レクリエーションを行ったりもしたそうです。
夏に毎夜のように開催される祭典では、芸術に触れさせて市民への福祉を図りつつ、王の栄華を身近に感じさせることができる絶好のチャンスでもあったのかもしれません。

 

外交的には、戦争戦争の繰り返しで休まるときがなかったと思われますが、この宮殿の建設は非常に楽しみにしており、自ら出向いで指揮を執ることもしばしばあったと言われています。市民のために、この庭園の楽しみ方を記した手引きを作ったのもルイ14世自身で、訪れる市民の心をガッチリと掴んだそうです。

 

 

お庭を回って、帰る頃には真っ暗になっていました。

 

入れなかった金ピカのお城。夜はライトアップがされるのですね。キレイ~!

やっぱり中に入りたかったなぁと、まだちょっぴり未練がましい私ですが、次回はぜひ、宮殿の中にも入ることができたらいいなぁと思いました。また、次回は1日かけて、小トリアノンにも行ってみたいと思います。

 

最後に、ヴェルサイユ宮殿から通りを見ると、こんな感じ。行くときの様子です。

かなり遠くまで見通せるようになっていて、さすがな街造りですね。

夜になると、こんな感じです。

ホリデーシーズンだからでしょうか。イルミネーションがキレイです。

 

パリもロンドンも、街のライトアップがキレイで、年末年始にもクリスマスのワクワク感が街中にまだしっかり残っていて、楽しい気持ちになりました。

日本はクリスマスが終わると、いきなり「和」でお正月ムードになってしまうので、年末年始にもこういうクリスマスの余韻が楽しめるヨーロッパの雰囲気は好きだなぁと思います。(和の雰囲気も大好きなのですけれどもね!)

 

パリの風景

帰りもタクシーでホテルまで帰ることにしました。
もうすっかり真っ暗で、夜景を楽しむ感じになりました。

 

車窓からのパリの街並みを少しだけご紹介します。

パリと言えばのエッフェル塔。

間近に見えたので、思わずパチリ。ライトアップがキレイです。

 

自由の女神も見えました。

NYでもなく、お台場でもなく、パリです(笑)
パリにも自由の女神像があったんだったと、パリに来て思い出しました。

 

 

と、そんなこんなで美術館とお城を満喫して、ホテルに戻りました。

 

さて、盛り沢山なこの2日目はまだまだ終わりません。
夜はちょっといいお店でディナーなので、帰ったらその準備です。

それでは、また。

 

 

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