こんばんは。分子栄養カウンセラーのmanaです。
今日は、日々のお料理に手軽に取り入れられる、おすすめのミックススパイスをご紹介したいと思います。
最強のミックススパイス「アドボシーズニング」
以前から何度もご紹介している、こちら。
Simply Organic, アドボ・シーズニング、 4.41 オンス (125 g)
私のおうちごはんの記事では、高頻度で登場するアドボシーズニング。
日本ではまだ馴染みがありませんが、スペイン料理でよく使われるスパイスで、海外では各家庭ごとにオリジナルのブレンドがあったり、メーカー各社からも出ているぐらいメジャーなスパイスミックスなのです。
一番多い使い方は、お肉を焼くときにたっぷりまぶして使う方法なのですが、炒め物にも煮込みにもサラダのドレッシングにもスープにも、何にでも使えて、お味も美味しい。少し加えるだけでお味のバリエーションが広がります。
しかも腸内環境を整えるのに嬉しいスパイスだから、一石二鳥とも言えます。
何に良いの?
元来スパイスやハーブには抗酸化作用や抗炎症作用があるものが多く、腸内環境を整えるのに最適な食べ物の一つです。カレーに使われるようなスパイス(ターメリックやオレガノなど)には、特にその作用が強いものが多いと言われています。
とは言っても、スパイスやハーブって、普通のお料理では一度に使う量が少ないですよね。だからこそ、いろいろな種類を組み合わせて、毎日コツコツと続けるのが良いと思っています。
余談ですが、インドカレーのようなスパイスから作られるお料理は、ここぞとばかりにスパイスをたくさん使えるので、ときどき作るのは健康にも良くておすすめですよ。
原材料はこんな感じ。
原材料:海塩、有機ニンニク、有機玉ねぎ、有機黒胡椒、有機オレガノ、オーガニックベイ、有機ウコン
スープを作るときには入っていそうな材料ですよね。
(メーカーによって、多少ブレンドされているものが異なると思います。)
分子栄養学的に分析してみましょう。
- オレガノ・・・オイルが腸カンジダの治療サプリメントとしても使われているほど、腸ケアの効果には定評があるハーブです。そもそも腸内環境を整えるには腸カンジダの治療がその第一歩でもあるのですが、オレガノはそれを助けてくれる効果があるのです。
- にんにく・玉ねぎ・・・ユリ科の食べ物で、抗炎症作用が高いことでも有名です。
- 黒胡椒・・・抗菌作用や抗酸化作用が高いスパイスで、血流を促進し、腸の炎症を抑えてくれる働きがあります。黒胡椒に含まれるピぺリンがクルクミンの吸収を高めてくれるので、ウコンとの相乗効果が高いです。
- ローリエ・・・消化を促進する働きがあり、抗酸化作用も高いスパイスです。パルテノライドという成分には抗炎症作用があります。
- ウコン・・・腸の炎症を抑えてくれる働きがあり、抗酸化作用も高いスパイスです。ウコンに含まれるクルクミンが肝機能を高めて胆汁の出を良くすることで、脂肪の消化を促進してくれる働きもあります。グルタチオンやスルフォラファンとの相乗効果も高いので、アボカドとブロッコリースプラウトのサラダの味付けに使うと最強のサラダが出来上がります。
このシーズニングに含まれている原料全てが高い効果を持つ食べ物で、いわば「腸内環境サポートブレンド」とも言えます。
私も最初はこのスパイスのお味が気に入って使い始めたのですが、ふと入っているものを見て、その持つ効果に驚かされたものです。
おすすめのメーカー
私は、iHerbで買えるSimply Organicのアドボシーズニングを利用しています。
Simply Organic, アドボ・シーズニング、 4.41 オンス (125 g)
日本ではアドボシーズニングはまだマイナーで、スーパーなどではお見掛けしないので、こうして個人輸入に頼っています。今はちょっと難しい時期かもしれませんが、海外旅行に行った際に買うのもおすすめです。
こちらのSimply Organicは、私が気に入っているスパイスメーカーの一つです。アメリカの最大手オーガニックスーパー「Whole Foods Market」にも置いてあり、渡米した際にはついチェックしてしまいます。
細かいパウダー状で、単体のハーブやスパイスよりも粒子が細かめになっています。香りや刺激としてはあまりパンチは強くないので、隠し味にも最適です。
アドボシーズニング自体はスペイン料理によく使われるスパイスですが、入っているものを見ていただけるとわかる通り、イタリアンにも洋食にもフレンチにもよく使われるスパイスばかり。
原材料:海塩、有機ニンニク、有機玉ねぎ、有機黒胡椒、有機オレガノ、オーガニックベイ、有機ウコン
もちろん、ご自宅にあるオレガノやベイリーフ、ターメリックをブレンドして作ることも可能です。その場合には、擂り鉢で擂って混ぜるようにすると使いやすいと思います。
お料理例
最後に、おうちごはんからお料理例とレシピのリンクを貼っておきます。
ご興味持たれた方は、アドボシーズニングぜひお試しくださいね。
それでは、また。