続・コロナ対策!ビタミンDサプリメントのおすすめ
2020/11/27
こんばんは。分子栄養カウンセラーのmanaです。
昨日の記事では、ビタミンDの血中濃度がコロナウイルスの感染や発症、重症化や死亡と関係があることをお伝えしました。
コロナウイルス(COVID-19)の感染や重症化を防ぐビタミンはこれ!
その中で、ビタミンD濃度を高めるには、以下の3つが重要でした。
- 日光浴
- 食事
- サプリメント
今回は、その中でも3.のサプリメントについてお話ししてみます。
ビタミンDサプリメントのリスク
ビタミンDサプリメントは血中濃度を測りながら摂取するのが望ましいと言われています。
その理由は、ビタミンDの血中濃度が200ng/mlを超えると毒性があり、高カルシウム血症の恐れがあるから。そのために、日本では1日あたりのビタミンD摂取の上限を500IUと定めてられているわけです。
それでは、この200ng/mlを超える血中濃度にするためには、どのぐらいを摂るのでしょうか?
答えは、1日30000IUを超える高容量の摂取を3ヶ月以上続けなければならないので、非現実的な数字です。(それを回避するために500IUを上限って、保守的すぎるような?)
通常容量のサプリメントによる経口摂取ではその心配はありませんので、どうぞご安心くださいね。
日本人の平均値
さて、日本人のビタミンDの血中濃度の平均値はどのぐらいでしょうか?
健康診断では測らない項目のため、公表されているデータがほとんどなく、国民の平均値はわかりませんでした。
適齢期の女性のデータでは、驚くことに非妊婦の約半数のビタミンDの血中濃度は20ng/ml未満であり、9割強は30ng/ml未満という結果になりました。妊婦及び経産婦のビタミンDの血中濃度は20ng/mlと低く、これはもはや、高すぎる心配よりも、低すぎる心配をする方が現実的と言えます。
もちろん女性は、美容の理由から紫外線を避ける傾向にあるため、このデータだけでは男性に関しては断定はできません。ただ、どの家庭も女性がお料理をされることが多く、家族で同じものを召し上がることを考えると、男性も同様にビタミンDの血中濃度が低いだろうということは予想ができるでしょうね。
ビタミンDは何に効く?
ビタミンDがコロナウイルスやインフルエンザウイルスの予防に役立つことはわかりました。
それでは、その他にどんな役割があるかについてもご紹介おきます。
こんな効果があります。
✔️ ガン
✔️ 免疫力アップ
✔️ 骨粗鬆症やくる病
✔️ 糖尿病
✔️ 花粉症やアレルギー
✔️ 動脈硬化
✔️ アルツハイマー
✔️ 不妊症
✔️ 自閉症
✔️ うつ病
免疫に関わるところ全般を司っていると考えてOKです。
サプリメントの摂り方
ライフスタイルにもよりますが、1日1回、3000IU〜5000IUを摂取すると良いです。
外回りのお仕事で太陽を浴びるとか、アウトドアの趣味があるとか、魚介類を頻繁に召し上がる方などは3000IUぐらい。内勤で昼間は室内にいたり、アウトドアな趣味がないのであれば、5000IUぐらいを目安にしましょう。
ビタミンDは、ビタミンという名前でありますが、脂溶性のホルモンです。その理由から、摂取は食後がおすすめ。
また、ビタミンDがうまく働くためには、亜鉛やビタミンA、マグネシウムを一緒に摂るのも効果的。詳しいことは今年の3月に掲載しているので、ご覧くださいね。
ウイルス&風邪対策!コロナ対策に効果的な免疫力アップのサプリメントと、免疫力を上げる食材
おすすめビタミンDサプリメント
日本では、必要な容量のビタミンDサプリメントは市販されていませんので、iHerbなどでの個人輸入しかありません。
ビタミンD3であれば大差ありませんが、容量はチェックしましょう。私のおすすめはこちらの3商品です。
Now Foods, 高効能ビタミンD-3、5,000IU、ソフトジェル240粒
Thorne Research, D-5,000、125mcg(5,000IU)、60粒
Life Extension, ビタミンD3、125mcg(5,000IU)、ソフトジェル60粒
*カテゴリーで探される場合には、ビタミンD3で探しましょう。もし他にお気に入りのブランドがあれば、そちらを選ぶのも良いと思います。
*コロナウイルスの最初の騒動の後には、iHerbでビタミンDサプリメントが売り切れるという事態になりました。他にも、亜鉛やオリーブ葉エキス、マヌカハニーなどが品切れに。今後も同様の事態になるケースが予想されるので、ご自身が欠かせないサプリメント類は1〜2ヶ月分をストックされておくことをおすすめします。
それでは、また。