こんにちは。分子栄養カウンセラーのmanaです。
今日は梅雨に多い低気圧についてのお話です。
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梅雨の時期に多い低気圧。季節の変わり目ということもあり、体調が優れない方も多いのではないでしょうか。例えばこんな症状、ありませんか?
- 頭痛
- めまい
- だるさ
- むくみ
- 膝の痛み
- 線維筋痛症の痛み
- 気分の落ち込み、etc.
今日はそんな低気圧の日に使えるライフハックということで、おすすめアイテムや過ごし方をご紹介してみます。梅雨の時期だけでなく、雨の日や台風の日にも使えるライフハックですので、ぜひ実践してみてください。
低気圧のライフハック13選
低気圧のときに試してほしいアイテムや過ごし方は、こちらの13点。
✔️ 五苓散
✔️ こまめな補食
✔️ お昼寝
✔️ メディキュット
✔️ コントレックス
✔️ エプソムソルト浴
✔️ 温かいスープ
✔️ のんびりゆるゆる頑張らない
✔️ 蜂蜜レモン湯
✔️ 頭痛ーる
✔️ 背骨ストレッチ
✔️ お灸
✔️ 耳回し
それぞれ簡単に説明していきましょう。
五苓散
水が溜まってしまったときに使えるのが漢方の五苓散。東洋医学ではこの水が停滞した状態を「水毒」と言い、体質はもちろん、梅雨の時期になりやすい状態です。この水毒のための漢方は、五苓散以外にもいくつかあるのですが、証(体質)によって合う合わないがあり、なかなか全員が使える漢方というのは少ないもの。そんな中で、証を問わず使いやすいのがこの五苓散なのです。
水関係の不調にはとにかくよく効きます。二日酔いやむくみ、夏バテやめまいなど、水の滞りが原因となっているものには五苓散がおすすめ。他にも、口の乾きや尿量の減少、下痢や胃腸炎にも使えます。
五苓散は病院での処方薬もありますが、薬局でも処方箋なしで購入することができます。
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個人的にツムラがお気に入りですが、クラシエもメジャーで手に入りやすいです。
漢方はメーカーによって処方が多少異なることがあるので、自分に合ったメーカーを見つけるのも良いと思います。
こまめな補食
気象病の不調は自律神経の乱れが原因。なので、こういう時は余計な交感神経過緊張は避けたいところです。血糖値が下がると、カテコラミンをジャンジャン出して血糖値を上げようとするので、交感神経優位な状態に。そうならないためには、こまめな補食が大事になってきます。
補食については、こちらに以前書いていますので、ご参考までに。
この低気圧のときには、いつもよりも低血糖になりやすいので、特に補食が重要になってきます。普段よりも回数を増やしたり、食べるものを工夫するのもポイント。何が正解というのはないので、自分に合ったスタイルを探していくのも大事ですね。
お昼寝
梅雨の時期に、意外に大事なのがお昼寝。低気圧の日は自律神経のバランスが崩れやすく、副交感神経が優位になりがちなので、こういうときに細胞の修復を行うのも大事です。
お昼寝は、海外では「パワーナップ」という言葉にもなっており、少しのお昼寝が記憶力や集中力・判断力の向上やストレスの軽減、作業効率のアップをもたらしてくれると言われています。
パワーナップとは、12時〜15時ぐらいの間に取る15分〜30分ぐらいのお昼寝のこと。入眠後すぐに訪れるノンレム睡眠のステージ2で行われるキャッシュクリアによって、脳のワーキングメモリが強化されるという仕組みになっています。パワーナップは、GAFAやNASAなどの一流企業でも取り入れられているのですが、このほんの2〜30分の睡眠が、夜の睡眠の3倍もの効果があるとも言われており、午後の効率も上げてくれるというわけ。
メディキュット(着圧ソックス)
物理的にむくみを解消してくれるメディキュット。物理的な加圧は低血圧を和らげてくれるのに効果があるのだそう。
それもそのはず。外的な気圧が下がることで、体の中でポンプを押し出すのを助けてくれる外部の力が弱くなるので、体内は自力で戻せなくなった水分で血管が拡張します。脳のむくみなども内耳に影響を与えていると考えられ、自律神経の乱れに繋がるというわけです。それを物理的に加圧することで、ポンプの働きを助けてくれるわけですから、これらの症状も良くなる可能性が高いのでしょうね。
私はメディキュットがお気に入り。
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着圧ソックス メディキュット 寝ながら ショート M 着圧 加圧 ソックス
他のメーカーのものでも構いませんが、実力派ながらも可愛い柄が限定で発売されたり、夏用の涼しい生地があったりと、ちょっと気分がアガる工夫がある製品なのでおすすめです。
気象頭痛に悩む66%の人が、着圧ソックスを履いた1時間以内に効果があったとのこと。
砂山靴下株式会社のHPにも研究結果の掲載がありますので、ご興味あればどうぞ。
コントレックス
頭痛やむくみにはマグネシウムがよく効きます。コントレックスはマグネシウム以外のトレースミネラルも豊富に含むので、普段のお水を梅雨の間はコントレックスに替えるだけでもミネラル補給に。
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マグネシウムについては、こちらの記事に詳しく書いています。
コントレックス以外に、にがりやマグネシウムオイルなどもご紹介していますので、違う製品を利用してもOKです。
エプソムソルト浴
上のコントレックスと同じ内容になりますが、マグネシウムは大事。ということで、手軽にマグネシウムを補給できるエプソムソルトを入れたお風呂が効果的です。
温かいお風呂にゆっくり浸かることで、副交感神経に切り替えてくれるのも良いところ。水圧でむくみの解消ができたり、血行が良くなったりと、心臓などの負担も軽減してくれるので、いいことづくめです。
マグネシウムの記事にも出てきましたが、ミネラルバランスアップのところでもエプソムソルトが登場しています。
他にも、マグバームやマグネシウムオイルの活用も良いですね。
温かいスープ
上のところのこまめな補食と繋がっていますが、温かいスープは特におすすめ。冷たいものは胃腸機能を低下させるので、こういうときには温かいものをいただくのが良いのです。また、スープはボーンブロスだったりお出汁だったりと、ミネラルやアミノ酸を豊富に含んでいるのも良いところ。
MCTオイルやMCTパウダーを入れたりして、エネルギー補給をするのも良いですね。
私のおすすめのMCTオイルはこちらの記事でご紹介しています。
MCTオイルを使ったポタージュのレシピも載せていますので、よろしければ作ってみてくださいね。グルテンフリー&カゼインフリーで、体に優しいレシピです。
のんびりゆるゆる頑張らない
これが一番大事だったりするのですが、頑張らずにゆったり過ごす気持ちが大事。こういう日は、無理してカフェインを入れて体を動かしがちですが、むしろ逆で、リラックスできるハーブティなどを飲んでゆっくりすると良いですね。
もちろん、会社で働いていたらそうもいきませんが、自分のお気に入りのツボ押しグッズやお茶などを揃えるのもアイディアです。
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どちらも私のお気に入りです。
蜂蜜レモン湯
こちらも、上のところのこまめな補食と繋がっていますが、温かい飲み物はリラックス効果も高いです。また、蜂蜜は低血糖のケアにも最適なので、こういう下がりやすい日には積極的に利用します。
私のおすすめはこちらのローハニーです。
ローハニーがおすすめな理由も書いています。
頭痛ーる
気象病の方には広く知れ渡っているアプリ、『頭痛ーる』。気圧の変化と一緒に、注意や警戒などのアイコンが出て、低気圧をバッチリ教えてくれる優れモノです。
有料版だと6日分が見られるそうですが、無料版でも1.3日分が見られます。お天気は変わりやすいですし、私は無料版で充分役立っているので、気になる方はぜひお試しくださいね。
背骨ストレッチ
自律神経は背骨の周辺を通っているので、背骨を整えることは自律神経の安定に繋がります。カイロプラクティックやピラティスなどで、日頃から背骨を整えるのが効果的です。
とはいえ、低気圧の不調のときに、新たに何かを始めるのは大変なものですよね。また、この時期お外に出るのは億劫という方も多いので、そんなときに最適なのがこちら。
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この上に寝そべって、肩を回したり骨盤を動かすだけで、かなりほぐれます。お家にあると何かと便利なので、持っておいて損はなしのおすすめアイテムです。
この他にも、愛用のほぐしグッズがいろいろあるので、いつかそちらもご紹介します。
お灸
ツボにダイレクトに刺激ができる鍼灸は、この時期には効果的です。鍼はセルフでは難しいので、こういうときにはお灸が役立ちます。火を付けるタイプも良いですが、私のおすすめは火を使わないタイプのもの。
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お灸についての詳しいお話は、こちらの記事で解説しています。
ホッカイロとの違いについても書いているので、よろしければどうぞ。
耳回し
自律神経と内耳の関係は研究されていることですが、意外におすすめなのが耳回しです。デスクはもちろん、ベッドに寝ながらでも簡単にできるので、手軽に続けられます。
- 耳を軽くつまみ、上・下・横に5秒ずつ引っ張ります。
- そのまま軽く引っ張りながら、後ろに向かってゆっくり5回まわします。
- 耳を包むように折り曲げ5秒間キープします。
- 耳全体を掌で覆って、ゆっくり円を描くように後ろに向かって5回まわします。
(※朝・昼・晩の1日3回行います。)
こちらにもイラスト付きの掲載があるので、見ながらやってみてくださいね。
気象頭痛以外にも、めまいや頭痛持ちの方にもおすすめです。
以上、13個のライフハックのご紹介でした。
これらのライフハックを活用して、梅雨の時期を乗り切りましょうね。
あなたに合わせた自律神経の整え方や補食の仕方については、個別カウンセリングよりご相談をお受けしています。お問い合わせページよりメッセージをお願いいたします。
それでは、また。