【丸の内 イル ギオットーネ 丸の内店】家族で創作イタリアンでランチと、丸の内散策のお出かけ
2019/02/07
こんにちは。manaです。
先週の日曜日は、主人のご両親と4人で丸の内にお出かけしてきました。
いつもは私たちが伺うことが多いのですが、せっかくなら、たまには丸の内のおしゃれなお店にお連れして、運動がてら街をお散歩したら楽しいかなぁということで、人出が多いゴールデンウィーク中でしたが、丸の内まで遊びに来ていただきました。
伺ったのは、TOKIAの1階にあるイタリアン、【イル ギオットーネ 丸の内店】。
実はこちらは2度目の訪問で、私たち夫婦にとって、ちょっぴり想い出のあるお店です。
というのも、ちょうど去年の今頃に、私の会社の元先輩のご夫婦にこちらのお店に連れて来ていただき、結婚のお祝いをしていただいたのでした♡
お二人も同業者カップルで、同じく一昨年にご結婚されたばかり!
「金融のビッグカップル誕生」と話題になったほどで、結婚式には錚々たるメンバーしかいなかったというエピソードもありました。
先輩とは、よくごはんやお茶をご一緒させていただくのですが、旦那様の方は結婚式でお会いした以来。日経新聞に載ったり、メディアに連載されていたりもするので、主人も私もかなりドキドキで、お祝いしていただくのが畏れ多い感じでした。
そんな嬉しい想い出のあるお店に、大好きなお義父さんとお義母さんと来られることになり、何だか私たち夫婦も嬉しくて♪そのときのお話なんかも交えながら、楽しくお食事をいただきました。
まずは飲み物で乾杯です。
主人はビール。お義母さんはジュースで、お義父さんと私はお水。
このビール、なかなか美味しかったみたいでお替わりもしていました。
グリッシーニが運ばれてきました。
オリーブオイルを付けながら、おつまみ感覚でいただきます。
ほんのりの塩加減が絶妙で、カリカリの食感も楽しい感じ。
さて、まずはコースの1品目。
◇焦げちゃった!!たけのこ
こちらは去年もいただいたお料理で、筍に食用の炭をまぶして真っ黒に仕立てた前菜です。
筍の皮の中には、“焦げちゃった”みたいに真っ黒な筍とホタルイカが入っています。
旬のホタルイカも筍も美味しくて、添えられたお味噌がまた香り豊かなのです。
イタリアンというよりは、こちらは和食に近いイメージでしょうか。【イルギオットーネ】のお料理は、和のテイストがふんだんに使われた創作イタリアンなので、四季折々の食材を楽しむことができます。
パンは2種類で、フォカッチャとバゲットです。
フワフワのフォカッチャが特に美味しくて気に入りました。
辛味のある上質なオリーブオイルにたっぷり浸していただくのが贅沢~!
こちらは、熱々の御影石が入ったパンケースに入れてサーブされるので、いつまでも温かいままでいただくことができるのです。コース料理って、メインのお料理が出てくるまでが結構あるので、メインをいただくときにはパンは冷めてしまっていることが当たり前なところがありますよね。
主人がこのパンケースが気に入ったようで、「うちにも買いたいね~」なんて話しながらいただきました。この御影石はオーブンで焼いて温めるのかしら?お引っ越ししたら検討してみたいと思いました。
お次は2品目。
◇ケンケン鰹のカルパッチョ 色々な柑橘のインサラータ
これまた変わった趣向のカルパッチョです。
グラスが被せられているのが、瞬間スモークされた鰹。桜のチップで燻製してあるそうです。
左のインサラータのところに乗っている、スモークされていない鰹との違いを楽しむことができます。
グラスを取ると、スモークがほわ~っと。
MOVIE – ケンケン鰹のカルパッチョ 色々な柑橘のインサラータ
ブラッドオレンジのかき氷をドレッシングみたいに上に乗せながら、一緒にいただきます。
こんな大きなかき氷機で、その場で削ってサーブしてくださいます。
こういう演出もまた楽しいですね。
インサラータはいわゆるサラダのようなものなのですが、味付けがシンプルなのが特徴です。
美味しいオリーブオイルとこだわったお塩に、旬の柑橘で、凝ったところはないのにとても美味しいサラダに仕上がっていました。
鰹も、スモークされたものの香りがたまらなくて、全部スモークしていただいてもいいなぁと思ったほど。でも、スモークしていないものと食べ比べることで、より一層スモークの美味しさを感じることができたようにも思います。
前菜の3品目。
◇水タコのちょっと風変わりなカプレーゼ
これまたちょっと変わったカプレーゼです。
新鮮な瑞々しい水タコが、お刺身とソテーとで入っており、食感の違いも楽しい感じ。皮むきしたフルーツトマトとモッツァレラとの相性が抜群です。
上のカプチーノは、見た目は白いのですが、トマトの泡。トマトを丁寧に漉して、色素が抜けて白くなったもので、見た目は白いのですがお味も香りもトマトです。
下に敷かれたトマト風味のおソースとの相性も良く、いろいろな形でトマトを楽しめる一皿。
定番の、トマト・バジル・モッツァレラチーズのカプレーゼも大好きですが、こういうちょっぴり変わったカプレーゼも美味しいですね。お家でも真似っこできそうなので、作ってみたいなぁと思います。
お次はパスタです。
◇リングイネッテ サーモン・グリーンアスパラガス・イクラ
初めていただく組み合わせのパスタです。旬のアスパラガスがまた嬉しいですね。
お味はシンプルなオイルベースで、オイルっぽさはほとんどなく、温かいサラダ感覚でいただけるさっぱり味。少し平べったいリングイネッテのモチモチ感がたまらない~!
たっぷり乗せられたイクラも贅沢で、サーモンもとろけるよう。素材の扱いがとてもお上手だなぁと、改めて思った一皿でした。
メインです。
◇鹿児島県産黒毛和牛サーロインの炭火焼き たくさんのお野菜
元々コースに入っている鶏肉メニューから、プラス1800円で変更しました。
コースのメニューは、<鶏ロートロのパン粉焼き ミネストローネのピュレといろんなお野菜>で、こちらも美味しそうで迷ったのですが・・・みんなが牛肉にされていたので、私もマネっこしちゃいました。
黒いお皿をキャンバスに見立てたかのような盛り付け。彩りもキレイで、春のミモザに初夏の緑が加わったような色合いで、ここでも季節感を楽しむことができます。
霜降りのサーロインステーキも、炭火で焼かれて重たくなくいただけます。
とろけるような食感ですが、量が多すぎないのでちょうど良い感じ。こちらのお店は全体的に、ポーション少なめなのがいいのですよね。
焼き加減も良く、外はカリッと、中はレアで、ブラック&ブルー。ほろ苦いお野菜との相性も良く、キヌアのプチプチの食感も美味しかったです。
最後はデザートです。
◇ティラミス
主人の大好きなティラミスでした。
こちらは非常にスタンダードなお味で、添えられたキャラメルのアイスクリームとよく合っていました。
デザートの場合、あまり奇をてらうと失敗することもあるので、このスタンダードな感じが逆にすごくいいなぁと思います。シンプルなティラミスが美味しかったのでした。
飲み物は、コーヒーや紅茶、エスプレッソなどから選べました。
みんなはコーヒーで、私だけ紅茶にしました。
◇コーヒー
ちょっと変わったカップの形がおしゃれ~!
なのですが、右利きの人用なのか、取っ手を右手で持ったときに手前が浅くなるように作られており、左手で持つとちょっと飲みにくそうな感じではありました。
世の人工工学も、わりと右利きを照準に合わせているので、左利きの人は大変ですよね。
大多数が右利きだから、あまり取り沙汰されないのかもしれませんが、私たちがちょっと便利になったと思った陰で、ちょっと不便な思いをされている方がいるのかもしれないなぁなんて感じたりもしました。
◇紅茶
こちらは普通のティーカップでした。面白い形のスプーンはコーヒーのものと一緒です。
茶葉はアールグレイで、なかなか美味しい紅茶で、最後まで満足できる1杯になりました。
こんな感じで、和なテイストをふんだんに取り入れた、個性溢れるイタリアンを楽しみました。
店内は、たまたまかもしれませんが、非常に静かで落ち着いた雰囲気でした。
他のお客さんは、静かにお料理を楽しんでいる感じだったので、家族の団欒は静かめに(笑)
気にせずおしゃべりしたいときには、個室を予約されるのも良いかもしれません。
お料理も美味しく、サービスも行き届いており、楽しい時間を過ごすことができました。
また機会があれば、ぜひ伺わせていただきたいと思うお店で、いわゆる普通のイタリアンに飽きた方にも、きっと気に入っていただけるのではないでしょうか。
季節ごとのメニューも楽しめるので、ご興味あれば、足を運ばれてみてくださいね。
おまけ♪その昨年に訪問させていただいたときのお祝いのプレートです。
こんな素敵なプレートまでご用意してくださり、サプライズで感激の私たち。先輩ご夫婦のお心遣いにとても嬉しくなりました♡
去年伺った際には、京都から戻られたばかりの笹島シェフ自らが、個室までご挨拶にいらしてくださり、お料理もサーブしてくださいました。
カラスミを持って来てパスタにふんだんに摩り下ろしてくださったり、トリュフも山盛りに削って乗せてくださったりと、贅沢すぎるおもてなしで、いろいろとお心遣いをいただきました。
帰り際には、京都のお菓子をお土産に持たせてくださったりもして、至れり尽くせり。
先輩ご夫婦のご友人だったからこそではありますが、アットホームなサービスに、何だかほっこりなったことを思い出しました。
後日談ですが、その翌日に、帝国ホテルで主人とお昼を食べていたら・・・
ふと、後ろに置いてあったテレビに笹島シェフが取り上げられていました!!!
「昨日カラスミを乗せてくださった気さくなシェフは、こんな有名な方だったの~?!」と、主人と二人でびっくりした記憶があります。
いつか機会があれば、京都のお店にも伺ってみたいと思います。
この後は、同じビルに入っているパン屋さん、【VIRON】でパンを買ってお散歩です。
緑がキレイな季節なので、皇居にも行けたらいいかなぁと思っていたのですが、今回は、主人の会社のビルをお見せしようとご案内しました。
帰りがけに、図らずも私の会社のビルの前も通ったりして、休日まで仕事熱心な夫婦みたい(笑)
そんな冗談はさておき、のんびり丸の内をお散歩して、おしゃべりをして、穏やかで楽しい日曜日を過ごすことができました。
たまにはこうしてお外に出るのも、気分転換になっていいかもしれませんね!また美味しいお店を探して、お外ランチも企画したいなぁと思います。
それでは、また。