【横浜中華街 聘珍樓 横濱本店】日本最古の老舗中華料理店で、コース料理を満喫♪
2019/12/02
おはようございます。manaです。
先日主人と一緒に、横浜の中華街に行って来ました。
まずは前編ということで、レストランでのお食事をご紹介したいと思います。
後編では、中華街散策と買った物をアップすることにします。
[追記]:横浜中華街散策と、萬珍樓でのお買い物♪
行って来たのは、聘珍樓 横浜本店です。
横浜中華街の中でも老舗で、日本最古の中華料理店だそう。
吉祥寺や日比谷、溜池山王にもお店があり、特に吉祥寺のお店は、小さい頃に家族でときどき行った想い出のお店でもあります。
主人がHPの待ち時間をチェックしてくれて、予約なしで伺いました。
ランチタイムにしては遅かったので、お店は空いており、スムースに案内いただくことができました。
丸テーブルのソファ席で、落ち着いた雰囲気。
並んでお食事ができるので、ソファ席は好きだったりします。
まずは、飲み物で乾杯。
◇紹興酒テイスティングセット No.1
主人は紹興酒の飲み比べができるコースにしました。
塔牌紹興酒 陳年10年と、古越龍山 陳年15年のセットです。
もう1つ、このテイスティングセットのNo.2もあり、そちらは10年ものの3種類の組み合わせでした。
◇多福多福茶
私は薬膳茶にしてみました。
プーアール茶をベースにしたお茶で、クマザサや黄金桂茶にレモングラスがブレンドされているもの。
中華料理店は、お茶がポットでサーブされるので、主人も一緒に楽しめるので嬉しいです。
お料理は、「料理長おまかせランチコース」にしてみました。
デザート含めて、9品のお料理が出てくるコースです。
◇広東式お刺身
中華風のお刺身サラダで、ワンタンの皮を揚げたものがいいアクセント。お刺身自体にお味がしっかり付いており、全体の味付けともいいバランス。
紅芯大根や人参に、大根やピーマンなど、色とりどりのお野菜が目にも楽しい1品です。大皿で運ばれてきて、お店の方が仕上げて取り分けてくださいます。
主人はここで、ビールを追加。
◇エビス生ビール
やっぱり点心にはビールが欲しくなるようです。
ビールだけでも種類がかなりあり、選ぶのも楽しそうでした。
そして、次のお料理。
◇点心3種類
料理長イチオシの点心が3種類出て来ました。
揚げたもの、蒸したもの、餡かけのものがバランスよく組み合わさっています。
◇海老の揚げ餃子
他のお店ですが、海老の包み揚げが大好きだったので、これが出てきたときには感激しました。プリプリの海老とカリッとした皮で、間違いないお味です。
◇南瓜の蒸し餃子
南瓜を練り込んだオレンジ色の皮がキレイです。中にも南瓜を使っていて、季節感のあるところもいいなぁと思いました。
◇湯葉巻き
湯葉の中に椎茸や海老などが包んであり、蒸し煮になっています。
華やかさはありませんが、しみじみと美味しくて、とろみの付いた餡が温まります。
続いてスープです。
◇とびこ入りふかひれスープ
こちらも、大きな器に入っては運ばれて来て、目の前で取り分けてくださいました。
とびこのプチプチがアクセントで、食感も楽しめるスープです。
フカヒレとキノコの旨味が出ていて、もっと食べたいと思わされるお味。
別添えの赤酢を加えていただくのも美味しいとのこと。
ほんの数滴でお味が劇的に変わるので、私だけ試してみました。
旨味の陰からほんのり酸味が加わる感じが美味しくて、コクのあるフカヒレがさっぱりいただけて、気に入りました。
私が「入れた方が美味しい」と言ったので、主人も入れてみようとしたのですが、慌てて止めました。というのも、主人はこの系統の味付けはあまり好きではなさそうだったから。
入れる前に、まず私の赤酢入りを味見してもらったところ、案の定、「入れない方が好き」とのこと。止めて良かったです。
◇エンサイの炒め物
ほんのりピリ辛で、胡麻のクリーミーな味わいがGOOD。にんにくやパプリカがいいアクセントで、お家でも作りたいなぁと思いました。
◇ハチノスの豆鼓炒め
プリプリの大きなハチノスに、玉ねぎやピーマンや椎茸の炒め物。
豆鼓の甘味と旨味が美味しくて、市販の豆鼓に比べて非常にまろやかです。ハチノスもクセがなく、シャキシャキのお野菜の炒め加減も抜群でした。
ご飯物は、炒飯ではなく、こちら。
◇海老と卵のあんかけごはん
優しい味わいの餡は、海老のコクが出ていて、卵の火の通し加減も絶妙。
あまり自分ではあんかけごはんを頼まないので、新鮮でした。
あんかけごはんも絶品でしたが、次回は炒飯も食べてみたいなぁなんて思いました。
最後はデザートです。
◇杏仁豆腐
いつもながらのクリーミーで滑らかな杏仁豆腐です。
シンプルなシロップで、程よい甘さで最後まで美味しくいただけました。
以上がコースで出てきたお料理でした。
お料理はどれも、季節の食材を生かしたオリジナルのお料理が並びました。
一般的な中華料理で出てくるようなメジャー(ありきたり)なお料理はないので、そういったものを期待するのであれば、アラカルトでの注文が良いかもしれません。
お味としては、スタンダードな広東料理で、良い意味で薄味です。
上質な素材を使い、その旨味を引き出しているので、毎日食べても飽きないようなホッとする味付けだと思います。
化学調味料や保存料、人工着色料を一切使わないこだわりで、体に優しいのもいいところだと感じました。
今の時期は上海蟹もあり、主人も私も上海蟹が食べたくて、頼もうかどうしようかかなり迷いました。
結果的に、コースをいただいた後でも食べられそうかなぁという感じではありましたが・・・せっかくならちゃんと味わいたかったので、それはまた次のお楽しみということで。
聘珍樓 横浜本店
1階のフロアにも、絵画や調度品が飾られています。
ソファー席の向かいには、テーブル席もあります。
高級珍味が飾られています。
フカヒレにアワビに浮袋、そしてツバメの巣。
入口正面には、ライトアップも。
鹿さんのモニュメントがライトアップされており、可愛かったです。
この前で2人でインカメラでお写真を撮っていたら、店員さんがお声をかけてくださり、ツーショットも撮影していただきました。
お給仕の方もフロアの方も、サービスも丁寧で、それも良かったです。
最後に、お外の入口はクリスマスです。
大きなクリスマスツリーが飾られていて、キレイです♪
ふと、中華圏ってこんなにクリスマスもお祝いするんだっけ?とちょっと気になりました。
美味しいお料理でお腹も満たされて、大満足。
この後は予定があったので、サクッと中華街を散策して、駅に向かいました。
後編では、中華街の散策の様子と購入品をご紹介したいと思います。
それでは、また。