自然派カウンセラー愛用♪グルテンフリー製品 〜カレールウ編〜
2020/11/05
こんにちは。分子栄養カウンセラーのmanaです。
グルテンフリーチャレンジの実践テクニック編ということで、私のお気に入りのグルテンフリー製品をご紹介してみます。
グルテンフリーについては、こちらの前編からどうぞ。
おすすめのグルテンフリー製品については、こちら。
グルテンフリー製品とは?
その名前の通りグルテンを含まない食品のことで、グルテンフリー実践中にも安心していただくことができます。
グルテンフリーは、日本ではまだまだ認知度が低いですが、それでも、代替品がたくさんあるので、そういったものを利用すれば、ほとんど制限がなく食事を楽しむことができます。
中には、グルテンは使われていないけれども、その代わりの添加物が多いものもあるので、グルテンフリーという文字に飛び付かないのも肝要。自然派の私がセレクトしたおすすめのグルテンフリー製品をご紹介します。
※ここでは手に入りやすいことも重視しているので、会員限定販売のものは掲載していません。
過去のおうちごはん記事などでご紹介したおすすめの製品について、ご興味ある方がいらっしゃいましたら、お問い合わせフォームからご連絡ください。購入方法などをシェアさせていただきます。
その他調味料
カレールウ
市販のカレールウには油脂の問題や化学調味料の問題があるので、グルテンフリー製品であっても無添加のものはかなり限られています。個人的には、スパイスから作るインドカレーがベストなのですが、ご家族の好みや調理工程のシンプルさから、カレールウがあると便利なのも確かです。
我が家は主人がたまにお料理してくれるときにカレールウを使うので、いくつか常備しておくようにしています。完璧なものではありませんが、グルテンフリーの中で悪くないかなぁと思うものを選んでいます。
一番スタンダードな系統のものがこちら。
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スーパーで売っている普通のカレールウに近い仕上がりなので、馴染みがあるお味かもしれません。
東京フードのものなのですが、パッケージがお写真とは異なります。
今はこんな感じです。
私は六本木のPrecce Premiumで購入しています。
原材料:植物油脂[パーム油(国内製造)、有機べに花油(アメリカ製造)]、米粉[米(国産)]、砂糖[甜菜糖(北海道産)]、カレー粉、食塩、澱粉[馬鈴薯(北海道産)]、酵母エキス、粉末トマト、パイナップル果汁、フルーツソース、麦芽エキス
動物由来原料不使用なので、カゼインフリー中にも対応可能なのがいいところ。化学調味料は不使用ですが、酵母エキスは使われており、油脂もパーム油なので、そこは目をつぶる感じです。
麦芽エキスは大豆由来とのことで、小麦由来のものは含まれていないそうです。
上の条件で良いならば、こちらもアリです。
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東京フードのものと創健社のものは中身がほぼ同じになっています。
原材料:植物油脂[パーム油(国内製造)、有機べに花油(アメリカ製造)]、米粉[米(新潟産)]、砂糖、カレー粉、食塩、馬鈴薯澱粉、酵母エキス、りんご果汁、トマトパウダー、香辛料
異なるのは、パイナップル果汁、フルーツソース⇒りんご果汁と、香辛料の記載があること。
お味もかなり似ていて、ほぼ同じイメージで使うことができます。
こちらの創健社のものは、自然食品店でよくお取り扱いがあるので手に入りやすいと思います。大きめのスーパーにも置いていたりするので、探してみても良いかもしれません。
もう一つ、こちらも大きめのスーパーなどで見かけるもの。
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一度使ったことがありますが、スーパーにある普通の固形のカレールウのようなお味に仕上がります。スパイスがしっかり効いているので、特別辛いわけではありませんが、スパイシーです。
原材料:食用油脂(豚脂)、米粉、ひよこ豆粉、果実・野菜(トマト、りんご、玉ねぎ、にんにく)、カレー粉、食塩、砂糖、チャツネ、酵母エキス、発酵乳、肉エキス(ポーク、チキン)、カレーペースト、(原材料の一部に乳成分、豚肉、鶏肉、りんごを含む)
油脂が植物性ではなくラードなので、個人的には嬉しいポイントだと思います。酵母エキスが使われているのは東京フードや創健社のと同じですね。
ただしこちらには発酵乳が使われているので、カゼインフリー中にはNGです。
ちょっとマイナーで、完璧なグルテンフリーではないのですが、安心安全なのがこちら。
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生協のプライベートブランドになっていることで知ったのですが、かなり完璧に近いカレールウです。プライベートブランドのものの方がさらにこだわっているのですが、こちらの市販バージョンも非常に優秀で、化学調味料も酵母エキスも不使用で、スパイスはエヌハーベストのものを使うこだわり。これでオリーブオイルや菜種油だったら最高なのに!
お砂糖も乳製品も使っていないので、グルテンフリー・カゼインフリー・シュガーフリー・ベジタリアン、全てに対応しているのです。
原材料:玄米粉(国産)、植物油脂(有機パーム油、べに花油)、有機カレー粉、粉末野菜(オニオン、トマト、ガーリック、ジンジャー)メープルシュガー、食塩、果汁(りんご、パイナップル)、粉末醤油、有機ココア、(原材料の一部に小麦、大豆を含む)
ただし、お醤油由来の小麦は含んでしまうので、完璧なグルテンフリーにはならないのが残念なところ。なので、この記事でご紹介するかかなり迷いましたが、ゆるグルテンフリーの方にはご活用いただけるかなぁと、載せてみました。
個人的にイチオシなのは、こちらのスリランカカレー。
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自然派の方の間では有名な、カレーの壺。米粉すらも入っていないので、とろみはそんなに付かず、サラッとした仕上がりです。
材料はこんな感じ。
原材料名:醸造酢、食塩、コリアンダー、砂糖、米、にんにく、ターメリック、クミン、たまねぎ、タマリンド、ココナッツオイル、乾燥ココナッツ、しょうが、その他香辛料
パーフェクトとも言えるもので、私は誰にでもおすすめできると思っています。(シュガーフリー中は除く。)お味は本格的で、本場のスリランカカレーのようなスパイシーさがあり、初めていただくと、これがお家で作れることに感激してしまうかもしれません。
お味は3種類あり、これはマイルドで甘口に当たるもの。他にミディアムとスパイシーがあります。
こちらがミディアム。
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そこまで辛さは強くなく、マイルドとの大きな違いは、辛さよりも風味です。このミディアムだけは、マイルドともスパイシーとも系統が違っていて、トマトとレモングラスが効いていてややクセがあるように感じます。
海鮮などとの相性が良く、クセの強いタイカレーとかがお好きな方向けです。
原材料名:トマトペースト、醸造酢、レモングラス、食塩、たまねぎ、米、にんにく、しょうが、ココナッツオイル、乾燥ココナッツ、ガランガル、その他香辛料
私はそこまで好きなお味ではなかったので、リピートはしませんでした。
最後にこちらがスパイシー。
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かなり辛味もあり、香ばしい風味もあるのですが、お味の系統はマイルドと似ています。私は、マイルドとスパイシーを混ぜて使うこともあります。
原材料名:醸造酢、食塩、タマリンド、しょうが、たまねぎ、唐辛子、にんにく、米、コリアンダー、乾燥ココナッツ、ココナッツオイル、その他香辛料
1種類だけ揃えるなら、断然マイルドがお薦めです。クミンが強くて食べやすいスパイスの味わいなので、スリランカカレー初心者の方にも取っつきやすいと思います。
煮込むお水の代わりにココナッツミルクを使ったり、トマトピュレを使ったり、いろいろにアレンジしてみてくださいね。
ちょっと変わり種ということで、グリーンカレーもあります。
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本格的な本場のスパイスペーストで、香りも良く、風味も豊か。ただし、かなり辛いので、これ1口でごはんが3口ぐらい進んでしまいます。お子様には難しいかなぁと思うので、大人のお楽しみということで。
原材料は、パーフェクトと言っていいぐらい無添加です。
原材料:青唐辛子(タイ産)、ガーリック(タイ・中国産)、レモングラス・食塩・ガランガル・シャルロット・カフェライム・ペッパー・ターメリック(タイ産)
グルテンフリー・カゼインフリー・シュガーフリー・ベジタリアンにも対応できるので、制限中にも気兼ねなくいただけるのもいいところ。
最後にもう1つ、ちょっと変わったカレーペーストをご紹介します。
Kitchens of India, Paste for Butter Chicken Curry, Concentrate for Sauce, 3.5 oz (100 g)
iHerbで買える、インドカレーのバターチキンカレー用のペーストです。とにかく本格的で、本場のインドカレーのお味が再現できる、外食がいらなくなってしまうほど。
原材料も素晴らしいのです。
原材料:トマトペースト、ヒマワリ油、タマネギ、水、香辛料、ニンニク、ひよこ豆粉、砂糖、塩、脱脂粉乳、生姜、メロン種子、カシュー、スパイス抽出物
脱脂粉乳が使われているので、カゼインフリー中は利用できませんが、カゼインフリーをお休みしたくなるほど美味しいお味で、バターや生クリームたっぷりで作るとお店を超えてしまいます。
こちらのKitchens of Indiaには、他にもこういった本格派のペーストが揃っています。瓶タイプのペーストなど、以前に比べてiHerbでのお取り扱いが少なくなってしまいましたが、カレーはもう2種類あります。
Kitchens of India, チキンカレー用ペースト、ソース用に濃縮、中サイズ、3.5オンス(100g)
バターチキンカレーよりもスパイシーなチキンカレーのペーストです。
Kitchens of India, ティカマサラ用ペースト、ソース用濃縮、ミディアム、3.5 oz (100 g)
正確に言うとカレーではないのですが、ティッカマサラというカレーによく似た煮込み料理のペースト。
私は、この3種類の中ではバターチキンカレーがおすすめですが、バリエーションとして選択肢があると楽しいので、食べ比べてみても良いと思います。
番外編 カレーパウダー
冒頭で、「カレーはスパイスで作るのが一番」と書きましたが、最後に、私のお気に入りのカレーパウダーやスパイスをご紹介して終わりたいと思います。
基本のスパイスはほぼ全てエヌハーベストで揃えています。パウダーとホールの両方を揃えて、テンパリングなどを丁寧にすると美味しいです。
最低限欲しいスパイスはこちら。
いろいろ揃えるのが大変な方には、カレーパウダーもあります。
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カレーパウダー以外に、こちらを加えると本格的になります。
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珍しいカレーリーフが入ったホールスパイスのブレンド。こちらを冷たい油に加えて香りを出して、そこから具材を炒めたりすると美味しいです。
以前カルディで買ったこちらもなかなか好きでした。
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オーガニックなら、iHerbで買えるこちらもお気に入りです。
Simply Organic, カレーパウダー 3.00 oz (85 g)
オーガニックなのにリーズナブルで、瓶もオシャレなのでお気に入りのブランドです。わりとスパイシーなので、辛味が苦手な方は、マイルドなスパイスなどとブレンドするのが良いかもしれません。
*我が家のスパイスカレーのレシピも機会があればご紹介します。
我が家のグルテンフリーのおうちごはんには、こちらのタグを付けています。
献立の参考に、よろしければご覧になってみてくださいね。
それでは、また。