米粉でグルテンフリー♪南部鉄器で作るたこ焼きのレシピ
[材料](56個分)
<生地> | |
米粉 | 200g |
片栗粉 | 10g |
ベーキングパウダー | 4g |
スープスープ | 50g |
塩 | ひとつまみ〜ふたつまみ |
水 | 900ml |
卵 | 3個 |
丸中醤油 | 5ml |
<具材> | |
ボイルマダコまたは水だこお刺身 | 100g |
万能ねぎ | 1/2パック |
紅生姜 | 30g(お好みで) |
オリーブオイル | 適量 |
<トッピング> | |
お好みソース | お好みで |
マヨネーズ | |
鰹節 | |
青海苔またはあおさ粉 |
調理器具:たこ焼き器、粉つぎ器、大きめのボウル、泡立て器、ピック、キッチンペーパー
[下準備]
- 米粉から塩までの粉末の材料を合わせて、泡立て器でざっくりと混ぜておく。
- 卵を溶き、水と醤油と合わせておく。
- タコは1cm角に、万能ねぎは小口切りに、紅生姜はみじん切りにしておく。
- たこ焼き器はしっかりと予熱をしておく。
[作り方]
- たこ焼き生地の材料を合わせ、泡立て器で混ぜる。時間があれば、1〜2時間程度冷蔵庫で寝かせると良い。
- 熱しておいたたこ焼き器に少量のオリーブオイルを引き、油を全体によく馴染ませる。さらに、14個の穴に少しずつ油が溜まるぐらい、全体に回しかける。(油たっぷりめが上手に焼けるコツです。)
- 生地は使う都度、泡立て器で混ぜ直し、生地の1/4量を粉つぎ器に入れる。
- 油から煙が出るほど熱したら、生地を注ぐ。(土手から溢れるギリギリまで注いで良い。)
- 手早くタコを1個ずつ入れ、お好みで紅生姜とねぎを全体に散らす。
- 溢れた生地が固まってきたら、ピックで穴の周りに沿って生地をまとめ、穴に入れながら返す。
- くるくる回しながら全体に焼き色が付いたら、出来上がり♪
まずはそのまま何も付けずに食べてみて、その後はお好みで、おソースやマヨネーズ、鰹節や青海苔をかけてお召し上がりください。
[メモ]
- 米粉で作る、グルテンフリーバージョンのレシピです♪
「粉物=不健康、太る」というイメージがありますが、お家で作るとそんなことはなく。お出汁をたっぷり使うし、卵もタコもたんぱく質やタウリンを含んで栄養満点だし、ねぎや生姜で薬膳効果も期待できたりします。唯一、油だけは結構使うので、その日の他のお食事で脂質は調整するとして、質の良い油、酸化に強い油を選ぶと良いですね。 - なるべく無添加で作っていますが、ベーキングパウダーは入れた方が焼きやすいので加えています。なくても作れます。ふわっとした食感が好みなら、山芋のすりおろしか山芋パウダーを使うのもおすすめです。すりおろしの場合には、水分の一部を置き換えてください。
- 片栗粉はなくても作れますが、あった方が食感が良くなります。私は5%の配合ですが、お好みでもう少し片栗粉の比率を上げてもOKです。
- ちなみに、市販のたこ焼き粉の原材料はこんな感じ。
A社 B社 小麦粉、食塩、砂糖、デキストリン、植物油脂、風味原料(かつおぶし粉末、こんぶ粉末)、粉末しょうゆ、香辛料、かつおエキス粉末、こんぶエキス粉末、紅しょうが粉末、たん白加水分解物/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、ベーキングパウダー、増粘多糖類、(一部に小麦・乳成分・大豆を含む) 小麦粉(国内製造)、糖類(乳糖、麦芽糖、ぶどう糖)、食塩、粉末醤油、雑ぶし粉末、かつおエキス粉末、かつお節粉末、 やまいも粉、昆布粉末、植物蛋白加水分解物/調味料(アミノ酸等)、ベーキングパウダー、(一部に小麦・乳成分・さば・大豆・やまいもを含む) びっくりするほど添加物が多いのは想像通りですが、私が驚いたのは糖類が加えられていることでした。焼き色をつけたり、歯切れを良くするためのものなのでしょうが、なくて美味しく作れます。無駄な添加物はなくして、肝臓を労りましょう。
- 南部鉄器のたこ焼き器を使い、ガス火で焼いています。使ったたこ焼き器についてはこちらの記事に載せています。このたこ焼き器の場合、焼きムラはほぼ感じなかったので、途中でずらしたりする必要がありませんでした。
- 生地は非常にサラサラしていますが、焼くとちゃんと出来ますので安心してください。パンケーキの生地のようなもったり感を想像していると裏切られるぐらい水っぽいです。
- 生地は分離しやすいので、粉つぎ器に入れる前に都度しっかり混ぜてから入れるようにします。また、粉つぎ器に入れたらすぐにたこ焼き器に注げるように、たこ焼き器をあらかじめ熱しておくのもポイント。
- 粉つぎ器がなければ、お玉などで注いでください。でも、あると便利なのでおすすめです。
- お出汁の代わりに、スープスープという粉末のお出汁とお水を使って作っています。お家で取ったお出汁800mlでも構いませんが、その場合はしっかり冷ましてから使うようにしましょう。スープスープについては、下の[こだわり食材]のところでご紹介します。
- 紅生姜30gは、我が家好みのやや多めの分量になっていますので、お好みで加減してくださいね。
- お塩の量はひとつまみからふたつまみと幅を持たせています。私は何も付けずに食べるのでふたつまみがおすすめですが、おソースなどをかける場合はひとつまみでも良いです。まずはひとつまみで1回焼いてみて、お味見してからもうひとつまみ足すと良いかもしれません。
- 食べ方は、定番のおソースとマヨネーズと鰹節と青海苔でいただくのも良いですが、私はそのまま何も付けずにいただくのが好きです。薬味を乗せてお出汁をかけて食べたり、出汁醤油でいただくのも美味しいです。柚子胡椒を添えたりしてもさっぱりいただけます。皆さんのおすすめの食べ方があれば、ぜひ教えてくださいね♪
[参考リンク]
使っているツール全てを載せています。私が買った南部鉄器のたこ焼き器もご紹介しているので、お持ちでない方はチェックしてみてください。テフロンのものよりもヘルシーで美味しくできます。
なぜグルテンフリーが良いのかについて書いています。グルテンフリーをすると、「粉物はもう食べられないの〜!」と悲しむクライアントさんも多いのですが、米粉でもちゃんと美味しく作れますのでご安心くださいね。
[こだわり食材]
今回使った素材をご紹介します。
Amazonや楽天で買うことができますが、価格差があったり送料がかかるものもあるので、まずはお近くの自然食品店などでチェックしてみてください。
紅生姜
紅生姜の選び方のポイントは、以下です。
- 無着色であること
- 化学調味料不使用であること
- 保存料不使用であること
- 生姜の産地が国産であること
材料がシンプルに、生姜と梅酢のみのものを選べば間違いありません。
私はオーサワのものを使うことが多いです。
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海の精のお塩を使っているので、安心でかつ美味しいです。塩気がしっかりめなのも特徴。自然食品店などにありますので、探してみてください。
もう一つの候補は創建社のもので、こちらも材料はパーフェクトです。
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無添加で安心なので、おすすめです。自然食品店に行けば、オーサワか創建社のどちらかが置いていることが多いと思いますので、ぜひチェックしてみてください。
ベーキングパウダー
選び方のポイントは一点、アルミニウムフリーであること。
製菓材料店に行けば必ず何種類か置いてありますので、アルミフリーと書かれているものを選んでくださいね。
私は焼き菓子作りにも使うので、ロイヤルがお気に入りです。
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他にも、ラムフォードや愛国など種類がありますので、手に入るもので構いません。
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醤油
ご自宅で使っているもので構いませんが、私のおすすめはこちら。
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昔ながらの製法で作られた、安心安全なお醤油です。
濃口醤油と薄口醤油の間ぐらいの優しい色合いで、コクがあって豊かな味わいがお気に入り。
スープスープ
ほ○だしのような、化学調味料を使わない粉末タイプのお出汁です。
出汁パックのように煮出す手間がなく、取ったお出汁を冷ますステップが要らないので、たこ焼きの生地のような冷たいお出汁が必要なときに時短になります。もちろん、お味噌汁や煮物などにも使っていただけます。
化学調味料不使用の無添加お出汁を謳っている製品でも、酵母エキスやたんぱく加水分解エキスなどは使われているケースはよくありますが、こちらは不使用なので安心。また、原料をそのまま袋に入れたタイプの出汁パックだと、無添加なのですが脂質の酸化が気になります。その点このスープスープは脂質をカットしているため、その心配もありません。有害金属も除去されており、痒いところに手が届くインスタント食品です。
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スープスープ以外に、類似商品で、だし栄養スープというものもあります。
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原材料もほぼ同じですが、椎茸の旨味が入っているのが違うところ。どちらも安心して使えるものなので、食べ比べてお好きな方を使ったり、気分でローテーションするのも良いと思います。
卵
卵は以前こちらの記事でご紹介している、平飼い卵を使っています。
卵は優秀なたんぱく源なので、質にはこだわりたいところです。
また、このレシピでは卵を多く使っているので、良いものを使っていただくとお味も美味しく仕上がります。
お好みソース
お好みソースは、主人の好みの甘めのものを使っています。他にも無添加のおソースはいろいろあるので、お好きなもので良いかと思いますが、ぶどう糖加糖液糖や化学調味料が使われていないことがポイントです。我が家はヒカリです。
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マヨネーズ
マヨネーズは脂質を多く含むので、質にはこだわりたいもの。
私は長年こちらのマヨネーズ一択です。気が向けば手作りします。
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辛口と甘口とありますが、違いはマスタードの量だけ。こちらの辛口はマスタードが多めに入っているので、辛子マヨネーズのような風味で美味しいです。「辛口」と言われていますが、そこまで辛くなく、練り辛子が苦手な私も美味しくいただけるお味です。
その他
タコについては、以前こちらの記事でご紹介しているので、ここでは省きます。
できるだけシンプルな、タコとお塩のみのものを選びたいので、スーパーで買うなら水だこのお刺身が手に入りやすいかと思います。買うときは、原材料をチェックしてから購入されることをおすすめします。
片栗粉と米粉は、生協で自然栽培のものを購入しています。ねぎも生協か自然食品店で自然栽培のものを使っています。
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