こんばんは。manaです。
先日、お家で主人のお誕生日パーティを行いましたが、そのときに渡したプレゼントをご紹介してみます。
よろしければ、お誕生日パーティの記事からご覧くださいね。
結婚して2回目の♡主人のバースデーパーティ♡牛フィレ肉とフォアグラのソテーに、キノコのリゾットやモリーユ茸のクリーム煮など!フレンチのコースと、フォレノワールのケーキでお祝い♪
今年のプレゼント♡
ディナーを食べ終わってから、ケーキの前にプレゼントを開けてもらいました。
結婚すると、お財布が一緒になるので、「プレゼント」って位置付けがなかなか難しいのですが・・・実用的なもので、普段遣いにできる上質なアイテムで、高額すぎないものという観点で選んでみました。
*ツヴィーゼル ノージンググラス(ザ ファースト) ZW1332-118772
ドイツのグラスメーカー、ツヴィーゼルのハンドメイドのウイスキーグラスです。
ツヴィーゼルのハンドメイドの中でも最高級シリーズの「ザ・ファースト」。本物を求める主人にはぴったりなアイテムだと思い、こちらにしました。
他にも、最後まで迷ったグラスがあったのですが・・・
- 今お家にあるグラス(主人が独身時代に買い揃えたもの)が全てツヴィーゼルなこと
- 主人はリーデルよりもツヴィーゼルが好きなこと
から、ツヴィーゼルのウイスキー用にしたのでした。
グラスの特徴 その① – 蓋
こちらのノージング グラスの特徴は、何と言ってもこの蓋。
ウイスキーを注いで蓋をして、少し待ってから蓋を開けたときの感動と言ったら!もう言葉で表現するのが追い付かない感じです。ふわ~っと豊かに広がるウイスキーの香りが何とも言えず、アルコールの後ろに隠れていたアロマが、まるで花開くようにほどけるのが感じられて、これに注がなければ気付かなかった香りが楽しめるのです。
私はウイスキーをそのまま飲むなんてことは、とてもじゃないけれどもできませんが、そんな私でも、この香りの立ち上る感覚にはう~っとりなってしまうほど♡
ウイスキーがお好きな方なら間違いなく感激することと思います。
また、些細な点であり、これは使ってみて感じた良いところなのですが、蓋のつまみの上面が平らであるのも、私的にはかなりの高ポイントです。
外して置いておく際に、こんな風に裏返して置くことができるのです。
蓋のつまみが丸いものだったりすると、裏返したら不安定で裏返して置けないということが起こりますが、こちらはそんな痒い所に手が届く仕様になっているのです。
お酒をいただくときって、リラックスしたいときでもあり、蓋のことにまで神経を使っていられないのではないかと思うのです。それに、酔ってくると手元も狂いやすいですし、ちょっとしたはずみで蓋がコロンと転がって落としたりしそうだと、見ていて怖いなぁと感じるので、この安定感はとてもいいと思いました。
グラスの特徴 その② – ちょっと大きめサイズ
他のウイスキーグラスに比べて、ちょっと大きめサイズになっているのも特色。
294ccとかなりたっぷり入ります。もちろん、赤ワイングラスなどに比べたら小さいのですが、他社のテイスティンググラスと比べると、群を抜いて大きめなので、少し迷うポイントでもありました。
ボウルが大きいと香りが立ちやすいけれど、その分揮発もしやすく、香りも飛びやすいのが難点でしょうか。
でもそれは、このチューリップ形で飲み口が狭くなっていることと、何よりも蓋があることで、うまいバランスが取れているのです。香りは立つけれども、逃さない工夫がされており、これもまた絶妙だと感じたところでした。
大きめなので、最初の数回は、多く入りすぎてしまったことがありましたが、慣れればそんなことはなくなります。
また、これは嬉しい誤算なのですが、香りをゆっくり味わいながらいただくので、結果的に、主人がお酒を飲む量そのものは減ったように感じています。「嗜む」という言葉がしっくり来る飲み方ができるのも、このグラスならではでしょうね。
グラスの特徴 その③ – 優美な曲線美を描くステム
私も主人も、このチューリップ形のテイスティンググラスのフォルムが好きなのですが、数あるテイスティンググラスの中でも、飛び抜けて優美な曲線を描いているのがこちらでした。
とりわけ気に入ったのが、ステム(脚)の部分。
ボウルとプレートとの繋ぎ目は太く、その間がとても細くなっていて、洗っていると、ポキッと折れてしまうのではないかと思うほど。
ワイングラスはボウルを持ちますが、ウイスキーグラスはステムを持つので、ステムの部分はワイングラスよりもちょっとこだわって選びました。
ちょうどホールドする指が当たる部分は太くなっていて安定感があり、その他の支える指が触れる部分は細くなっていて、さりげないながらも、持っていると何となくグラスや指先にも意識が行くイメージ。上質なものを使うと、それを使うときの仕草までキレイになったりする経験ってあると思うですが、そんな感じでしょうか。
触り心地も滑らかで、妙に指に馴染む感じがして、いつまでも持っていたくなるような感触がします。
グラスの特徴 その④ – 薄くて滑らかなリム
このクラスのグラスでは当たり前かもしれませんが、やはりこのリムが秀逸。
決して鋭さはないのに、薄くて均一で、まろやかで滑らかな触感。どこにも引っかかりがなく、これを触った後に他のグラスを触ると、そこそこ良いものであっても、あぁ・・・と思うのです。
お酒をいただくときって、神経を研ぎ澄ませて一口目を味わうように思うのですが、グラスがその自分の感覚を遮らないような感じを受けたのです。
比較した他社のハンドメイドのグラスにも感じたのですが、このレベルの滑らかさって、マシンメイドでは作れないものなのだと改めて感じました。
グラスの特徴 その⑤ – 無鉛クリスタルグラス
「このグラスの特徴」というよりは、「ツヴィーゼルのグラスの特徴」となりますが、ツヴィーゼルのグラスは全て、鉛を使わないで作られています。
いいグラスと言えば、バカラをイメージされる方も多いと思うのですが、バカラのグラスは輝きが美しく、重みがあって、その重みがまた良さでもありますよね。それは、バカラのガラスの成分に鉛を含んでいるためで、それ故に、ずっしりと重さがあり、あの輝きが出るのだと言われています。
一方のツヴィーゼルのグラスは、鉛を使わないので軽くて、持っていても疲れないのがいいところ。輝きも、キラキラとした輝きというよりは、透明度の高い美しさ。
私もバカラのグラスは素敵だと思うのですが、“お家で使う”と言うよりは、“お外で使う”方がしっくり来るようにも感じていて・・・。それはきっと、鉛の問題以前に、重くて使いづらいことも一因なのではないかなぁと考えたりもしました。
また、鉛を含むグラスを毎日使ったからと言って、どうなるものでもないとは思うのですが、それでも、日々使うものだからこそ、環境にも健康にも悪くないものを使いたいという気持ちがあり、ブランドとして気に入っている側面があるのです。
これを選んだ決め手
こちらを選んだ決め手は、これまで書いた5つの特徴と、持ってみたときのフィーリングが大きいところですが、それ以外のポイントを簡単に列挙してみます。
- ツヴィーゼルであること
- マシンメイドではなく、職人によるハンドメイドであること
- チューリップ形であること
これからは、やはり年齢相応の良いものを持っていた方が日々の暮らしが豊かになると思うので、利便性や手軽さよりも、上質なものをと選びました。
欠点は?
このグラスの欠点はあるのかと言うことですが、欠点という欠点はありません。
ハンドメイドのグラスは高価だと言われますが、確かに、単にグラス1個のお値段と考えると、数百円から買えるものもあるだけに高いとは思うのですが、品質や技術に見合ったものであるかと考えると、むしろお値段以上の価値があったと感じています。
お外の素敵なバーでいただくお酒が美味しいのは、こういうグラスにもこだわっているからですよね。
いつもいつもお外で飲むわけではありませんし、お家で飲むことの方が断然多いからこそ、お家でもこだわったグラスで飲んだら、より日々の生活が楽しくなるのではないかなぁなんて。
デートでちょっとオシャレをして、お外で飲むのもたまには良いものですが、普段はお家で寛ぎながら、お店かそれ以上のクオリティのものがいただけたら、最高ではないでしょうか。
唯一欠点に近いのは、食洗器が使えないことと、洗うときに神経を使うことぐらいでしょうか。
でもそれも、この手のグラスには付き物のことなので、最初からわかっていたことですし、大きな欠点とは私は感じませんでした。
洗うのは私だし、私が気にならなければいいかなぁというところ。
それでも、粗忽な私は、この繊細なグラスを傷付けないように、細心の注意を払って扱うようにしています(笑)
洗うときには、このグラスだけを除けておき、その他の洗い物を全て片してから、これを洗うようにしています。シンクの上でも、落としたときに備えて、なるべくシンクに近付けて洗うようにしていて、布巾で拭くときにも、下にお手拭きタオルを敷いて、その上で拭いたりしています。
くれぐれも、くれぐれも、酔っぱらった状態で洗ったりしないようにだけ注意しましょう。
付属品
付属品はありませんが、あらかじめこの黒いお箱に入っているので、そのままギフトにもできるようになっています。私はデパートで買ったので、この上からデパートの包装紙で包んで、リボンをかけてもらいました。
お箱の中には、こちらの紙が入っていました。
このグラスの愉しみ方が書かれているものが入っています。
「トワイスアップ」、試したことがないので、今度試してみてもらおうかしら?結局は、水割りと同じなのですけれどもね。
使ってみた様子
こんな感じで、早速使ってみてくれています。
チゲ鍋と、牛肉とアスパラガスのオイスター炒めの簡単晩ごはんと、牛しゃぶとワカモレに、枝豆豆腐のあっさり晩ごはん
定番の<響>を入れて飲んでみてくれたり。
豚肉の生姜焼きと、ツルムラサキとオクラのネバネバ梅肉和えやアスパラガスとエリンギのバターソテーで、糖質オフなスタミナ晩ごはんと、ラガロティエのオーガニックカルヴァドス
はたまた、カルヴァドスもこちらでいただいてみたりと、いろいろに楽しんでくれている様子。
コニャックなんかもこちらでいただくととても美味しいので、ウィスキー以外にもいろいろに使えそうです。
香りの開き方が全然違うので、今まで飲んでいたウィスキーも、また違う側面を見ることができるようです。蓋をしてしばらく置いてから飲んでみたり、置く時間を変えてみたりと、変化を味わうのも楽しいみたい。
近いうちに、リーズナブルなウィスキーでも試してみようと話しているところです。2~3000円台のウィスキーが、このグラスでどのぐらい美味しくなるのか楽しみです。
お誕生日のその他のプレゼント
グラス以外のプレゼントは、心を込めて作ったお料理とケーキで、あとはお酒です。
◇サントリー山崎12年
◇サントリー白州
◇サントリー響17年
◇サントリー白州12年
◇ラガロティエ カルヴァドス ペイドージュ BIO
販売中止になってしまって、今は手に入らなくなってしまった希少なウィスキーも揃えてあります。販売中止になるときに、この主人のお誕生日のために前もって購入しておいたのでした♪
まだカルヴァドスしか開けていませんが、他もゆっくり楽しんでもらおうと思っています。
いただいたら、また載せてみたいと思います。
最後まで迷ったグラス
おまけの、最後までノージング グラスと迷ったのが、こちら。
[正規品] RIEDEL リーデル コニャック グラス ソムリエ コニャックXO 170ml 4400/70
フォルムはほぼ同じチューリップ型で、同じくハンドメイドで作られています。
また、リーデルも無鉛グラスを使っているメーカーなので、条件面としては選んだグラスと同等と見做して良いと思いました。
日本橋の三越本店に伺ったのですが、どちらも置いてあったので、じっくり選定させていただきました。
ツヴィーゼルのがウイスキー用であるのに対し、こちらはコニャック用。
サイズも小ぶりで、私はこれも可愛らしいと感じたので、かなり迷ってしまったのですが・・・やはり主人がツヴィーゼルが好きだからというところで、こちらは選びませんでした。
また、お酒のプレゼントとの兼ね合いで、ストーリーとしてもウイスキー用のグラスの方がしっくり来るので、結果的にツヴィーゼルのウイスキーグラスがベストな選択だったと思います。
でも、もし主人が特にツヴィーゼル好きではなかったなら、こちらにした可能性も大いにありましたし、機会があれば主人にこちらも見てもらいたいなぁと考えています。
ちなみに、私が購入したのは、こちらです。
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今はネットでも購入することができるので、便利ですね。ツヴィーゼルもリーデルも、公式のHPから通販も行っているので、遠方の場合には利用するのもいいかもしれません。
それでも、こういうものはやはり実物を見て選ぶのが一番なので、可能であれば、何社か比較できるような大きなデパートに行って、見て触って選ぶのがおすすめです。
こんな感じの今年のお誕生日プレゼントのご紹介でした♡
それでは、また。