こんにちは。分子栄養カウンセラーのmanaです。
今日は久しぶりに、アイテム紹介をしたいと思います。
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たこ焼き器を買いました!
先日、我が家についにたこ焼き器がやってまいりました。
カメラを構えると自分を撮るのだと思う、レオくんの高い自己肯定感♡
独身時代に、ホットプレート型のたこ焼き器を使っていたのですが、フッ素加工が気になりだしてからはあまり使わず。結婚してお引っ越しするときに処分し、以来6年ほど我が家にたこ焼き器がありませんでした。
欲しいなぁと思いながらも、そこまで頻度の高いものではないので買わずにいたのですが、主人がたこ焼きが好きなことと、コロナ禍でお家時間が増えたこともあり、ついに購入に至りました。(それでも2年ぐらいは踏み切れずに今やっとです。)
買ったのは、こちら。
岩鋳 Iwachu たこ焼器14穴(木柄付) IH対応 穴径:約4㎝ 南部鉄器 90033 黒
南部鉄器メーカー、岩鋳の木柄付きのタイプです。
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14穴なので少なめですが、二人なら何回か焼けばちょうど良いかなぁと、これにしてみました。
分子栄養学的なたこ焼き器を選ぶ条件
選んだポイントというか、譲れない条件はただ1つ。
フッ素加工(テフロン)ではないもの
となると、ホットプレート型はありえないということになります。
その理由は、以前から私のブログを読んでくださっている方には当然に感じられるかもしれませんが、フッ素加工は内分泌攪乱物質(環境ホルモン)の一つであるから、です。
内分泌攪乱物質には、こんな働き(デメリット)があります。
✔ 発がん性
✔ ホルモン異常
✔ インスリン抵抗性
✔ 腸内細菌叢の破壊
フッ素加工のフライパンを使っていたり、タッパーに入れたおかずをレンジで温めたり、プラスチック容器でレンジ調理したりしているのは、病気になりたいと思ってやっているようなもの。中でも多いのが婦人科系疾患です。
子宮内膜症や乳がん、子宮筋腫や子宮がん、不妊症など、これらの環境ホルモンが大きく関係していることは自明。
詳しくはこちらの記事に書いています。
そこで、フッ素加工の代わりに何を使ったら良いかと言ったら、鉄です。
鉄は無害であるだけでなく、鉄分補給もできますし、良いことづくめ。
詳しくはこちらの記事に書いています。
南部鉄器のたこ焼き器の良さ
南部鉄器の良さは、上の鉄のフライパンの記事でも書きましたが、まず安全であること。さらに、鉄分の補給もできることでしたね。
また、一生モノのお道具を育てる楽しみもあり、長く使えるから環境にもお財布にも優しいし、金属の調理器具も強火もガンガン使えて、気を遣わなくて良い気楽さも良いところ。
そして何より調理器具ですから、美味しくできるというのが一番大事なポイント。
テフロンよりも美味しく、かつ簡単に、あのカリットロッが出来上がります。
それもそのはず、鉄は熱伝導が良く、高温度での調理が可能。美味しくできないわけがないのです。
作ってみたお写真も、この後のところでアップします。
有名メーカーの南部鉄器のたこ焼き器を比較
たこ焼き器は鋳造で作る南部鉄器との相性が良いので、各社から出ています。
購入にあたって調べましたが、フッ素加工を施していない昔ながらのメーカーということで、岩鋳と及源に決定。岩鋳からは2種類、及源からは1種類販売されているので、この3製品に絞り、比較してみました。
メーカー | 岩鋳 | 及源 | |
生産国 | 日本 | ||
素材 | 鋳鉄 | ||
持ち手 | 木柄・片手 | 鋳鉄・両手 | |
商品リンク | Amazon:岩鋳 たこ焼器14穴(木柄付) IH対応 穴径:約4㎝ 南部鉄器 90033 黒 | Amazon:岩鋳 たこ焼23穴 IH対応 黒焼付 南部鉄器 24025
楽天:岩鋳 南部鉄器 たこ焼き器 『 たこやき23穴 』 岩鋳 日本製 100V・200V IH対応 たこ焼き 【RCP】24025 |
Amazon:及源 たこ焼角型16穴 CA30L |
穴数 | 14 | 23 | 16 |
穴の直径(cm) | 4 | 4.2 | |
穴の深さ(cm) | 2.5 | 2.3 | 2.2 |
サイズ(cm) | 35.5×19×7.5 | 28.5×22.5×3 | 27×21.3×2.8 |
塗装 | シリコン焼付塗装 | なし(無塗装) |
ポイントとしては、穴の数と持ち手、塗装あたりが決め手になってくるでしょうか。
また、データにはないですが、土手の深さはやや気になるところ。
写真から判断する限り、どれも浅めで大差ないように見えました。
今回の私の選定基準と、おすすめの選び方
私が一番気になったのが、この塗装について。
岩鋳はカシュー塗装あり、及源は無塗装なのですが、なければない方がベターですよね。
シリコンに関しては食品グレードのものであり、使っているうちどころか、油ならしの段階で高温で自然と剥がれ、口にしても人体に無害であると言われており、論文を探しても特段ネガティブな情報が見つけられませんでした。(もし見つけられた方がいらっしゃったら、教えてくださいませ。)
最終的に、取手にこだわるか無塗装にこだわるかで迷ったのですが、塗装は最初だけの問題だけれども、取手は最後まで不変な条件なので、取手を選び、岩鋳の14穴のものに決めました。
ちなみに私も元々は、この手の塗装はできる限り避けたい派。ゆえに、南部鉄器も、無塗装をセールスポイントにされている及源のものしか購入したことがなかったぐらいです。(今回、初めての岩鋳製品の購入となりました。)
が、たこ焼き器に関しては、主人も一緒に使いそうであることと、お手入れや作業の利便性を重視しました。しょっちゅう使うものではないので、面倒だと使わなくなることを考えて、塗装に関しては目をつぶった感じです。
個人的なおすすめとしては、
- 木の柄がなくても気にならない方 ⇨ 及源 たこ焼角型16穴 CA30L
- とにかく健康重視な方(塗装がないものが良い) ⇨ 及源 たこ焼角型16穴 CA30L
- 数重視な方(一度にたくさん焼けるものが良い) ⇨ 岩鋳 たこ焼23穴 IH対応 黒焼付 南部鉄器 24025
- 扱いやすさ重視な方(取手はマスト) ⇨ 岩鋳 たこ焼器14穴(木柄付) IH対応 穴径:約4㎝ 南部鉄器 90033 黒
という感じです。
特に何もこだわりがない方は、ぜひこちらを ⇨ 及源 たこ焼角型16穴 CA30L
その他の、穴の大きさや深さに関しては、使えば慣れる部分が大きいと私は考えています。
たこ焼き器で2mmの差は意外と大きいかもしれませんが、これは使っていくうちに気にならなくなるので、その他の条件で選ぶのがおすすめです。
岩鋳14穴を使ってみての感想
さて、使ってみての感想は、素晴らしい!の一言に尽きます。
とにかく、買って良かった!という感じで、もっと早く買えば良かった!と大満足。主人も美味しい焼き立てのたこ焼きがお家で食べられると大喜びしてくれています。
私が感じた良いところと悪いところ、感想を具体的に挙げてみます👇
〈良かった点〉
- コツなしでとにかく美味しく焼ける(南部鉄器共通)
- 初心者でも失敗なし(油慣らしと生地を入れる前の加熱がポイント)
- 焼きムラがほとんどない(火の通りが良いポイントはあり)
- ミトンなしで動かせるのはやはり便利で作業効率が高い
- 片手で持てるのは利便性が高い
- 取手があると洗いやすい
- ホットプレートよりもお掃除が楽!
- コンロの上でも安定感あり
〈悪かった点〉
- 14穴だとたこ焼きパーティをするにはやや少ない(笑)
- 当然ながらやっぱり鉄は重い!(想定の範囲内)
〈その他の感想〉
- 土手の浅さ:届いたのを見たときには、浅くて溢れないか心配に感じられましたが、実際に使ってみたら特段困ることはありませんでした。もちろん、土手の高さがしっかりあるホットプレートの要領でたくさん生地を注ぐと溢れますが、適量を注ぐことをやれば問題ありませんので、ご心配なく。ただし粉つぎ器は必須です。
- 14穴で足りない問題:これは家族構成と食べる量によりますが、我が家は14穴では足りず。焼くのもまぁまぁ時間がかかるので、もう1台買い足すのもアリかと思っています。もう1台買うにしても、同じ物を選ぶかなぁと思っています。作業効率や利便性、火傷の心配を重視する方にも、岩鋳の14穴はおすすめ。
- お掃除問題:ホットプレートでテーブルで焼くと、油はねやら油の煙やらでお掃除が大変だった記憶がありましたが、コンロでやるとすごく楽で、たこ焼きへのハードルが下がりました。それは元々「コンロ=油はねを掃除するもの」という頭があるので、苦にならないという部分も大きいかもしれません。
- 木の柄の活用:焼くときの焼きムラを調節するために取手が必要かと思っていたのですが、想定外に焼きムラがほとんどなく、焼いている最中はたこ焼き器を動かすシチュエーションはほとんどなかったです。その代わり、繰り返し焼いているうちに、残ったねぎや細かい焦げなどをシンクに払い落としたりするのに取手があると便利だったり、焼き終えてコンロから移動させるときにも重宝します。また、洗うときに、片手で持ち上げながら洗えるのも楽でした。素材が木であることも、取手が長いことももちろんですが、片手ハンドルというのも良いところだと改めて感じました。
早速焼いてみました!
それでは、早速焼いてみた様子を載せてみたいと思います。
下準備で、まずはしっかり油慣らしをして、気になるシリコンも高温で焼き切る。再度洗い流してから、また油慣らしをして、丁寧に拭き取ったら、多めの油を注ぎます。
生地はグルテンフリーで米粉で作り、流し入れてタコと薬味を散らすとこんな感じ。
穴の高さギリギリに生地を注いでも、タコを入れたり薬味を乗せると結構カサが増すのですが、それでも意外と溢れませんでした。すごい!
初めてのたこ焼き。
丸めるとこんな感じでできました。
作業風景はこんな感じ。
10年ぶりぐらいにたこ焼きを焼いたので、かなり真剣です。
手前に写っているのが粉つぎ器、奥に写っているのが油引き。後ほどご紹介します。
出来上がりはこんな感じ。
マヨネーズ入れやおソース入れを買わなかったので、キレイに細くかけるのが難しいのですが、お味に影響ないからこのスタイルを続行。
鰹節を後乗せした方が見栄えが良さそうなことに気付きました。
マヨネーズの粗が目立たないので、今後はこの順にしようかしら。
主人のリクエストで明石焼き風の食べ方にも挑戦。
というか、ただお出汁をかけて薬味を散らしただけ。
本場の明石焼きはお出汁別添えらしいので、今度はそのスタイルにしてみます。
と、こんな感じで、たこ焼き初心者でも普通に見た目のキレイなたこ焼きが焼けることが伝わったでしょうか。
鉄のフライパンに苦手意識がある方でも、たこ焼き器は失敗が少ないのではないかと思います。
たこ焼き器は、アヒージョにも使えるし、卵焼きやカステラにも使えるそうなので、他のものもいろいろ作ってみたいと思っています。
我が家のグルテンフリーのたこ焼きのレシピはこちらです♪
おすすめ購入品
一緒に購入したおすすめアイテムをご紹介します。
私は、粉つぎ器とピックと油引きを購入しました。
マヨケースやおソースケース、よそう容器などは購入しませんでした。
それぞれ、買ったものと選んだ基準をお伝えします。
粉つぎ器 ⇨ 買って良かった!
まず、粉つぎ器はこちら。
安定のステンレス製にしました。
調節がしやすく、適量を的確に注げるのでとても重宝しています。
私は最初、おたまで注げばいいかなぁと思って買わないつもりでいたのですが・・・
主人が「こういうのが仕事のクオリティに作用するよ!マヨネーズディスペンサー要らないから、むしろ粉つぎ器こそ買うべきでしょう」とのことで買ってみました。まさにその通りで、買って大正解でした。
南部鉄器のたこ焼き器は土手が浅いので、的確に注げる粉つぎ器はマスト。
おたまでもできないことはないのですが、のんびり1個ずつ注いでいると焼き加減もばらつきが出てしまうし、タコを入れるまでに生地の状態が変わってきてしまいます。これはぜひ、買うことをおすすめします。
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Amazonにも楽天にも似たようなものがいくつかあります。
「粉つぎ」よりも「種落とし」で検索するとヒットしやすいかもしれません。
他に、プラスチック製で混ぜる機能が付いたものもありますが、プラスチック製は嫌だったことと、米粉の生地はあのモーターでは混ぜきれないことが目に見えているので、却下しました。
ちなみに、よくある一番人気のものがこちら。
プラスチック製で、かつモーターがすぐ壊れると評判。耐久性もありませんので、止めておきましょう。
たこ焼きピック ⇨ 買って良かった!
ピックはこちら。
ピックが金属製、持ち手が木製のものにしました。
他にもピックが金属製で持ち手が木製の組み合わせのものはあるので、どれでも良いと思いますが、ここのメーカーのものは日本製だったので、私はこれにしました。こういう小物は最近は中国製が多いので、日本製だとちょっと嬉しかったり。
樹脂製のものは、熱で溶け出す環境ホルモンの害がありますので、必ず金属製を使いましょう。
↑こういうのがNGの例。
ホットプレートだと金属のものが使えないので、必然的にこういう樹脂製に。プレートのテフロン×ピックのプラスチックで、ダブルで環境ホルモンの曝露が起こります。避けましょうね。
油引き ⇨ 買わなくても良かったかも?
油は酸化しやすいので、布の油引きはイマイチ。
ちなみにこういうタイプのこと↑
刷毛に染み込んだ酸化した油を何度も塗ることになるので、体の炎症を招きそう。
ということで、都度交換できるキッチンペーパータイプを購入してみました。
それがこちら↓
構造としては、たこ焼き器に直接触れるのはキッチンペーパーで、その下がシリコンキャップ、さらにその下にプラスチックの棒が来るようになっています。赤いキャップはシリコン製でオイル入れ。
直接プラスチックがたこ焼き器に触れるわけではないので、大丈夫かなぁと思って買いましたが、正直ちょっと気になります。あまり熱しすぎない段階で使うようにしているので、まぁ許容範囲かな?と思っています。丸めたキッチンペーパーと使い勝手は変わらないので、なくても良かったかもしれません。
他にも、シリコン製の油引きもあります。
中国製というのが引っ掛からなければ、良いのかもしれません。
個人的には、キッチンペーパーを丸めて使うのでも良かったと思うので、これから買う方はとりあえずキッチンペーパーで代用してみても良いかもしれません。それで使いづらいと思ったら、油引きを検討する感じが良いかと。くれぐれもキッチンペーパーは安心なものを使うことをおすすめします。
私の愛用のキッチンペーパーは次でご紹介します。
キッチンペーパー ⇨ 安定のおすすめアイテム
長年愛用しているのが、こちらのキッチンペーパー。
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丸富製紙の吸収名人。私は生協で頼めるのでそちらを利用しています。
キッチンタオル 丸富製紙 花束キッチンペーパー 吸収名人 36箱
Amazonにもありますが、大量に来るので置く場所がちょっと。広いお家の方は良いかと思います。
無香料はもちろんですが、無漂白で無染料の安心なものであるのがポイント。
キッチンペーパーはお掃除にも使いますが、お野菜の水切りや灰汁取りなど、直接食べ物に触れることも多いので、こだわって選びましょう。
オーガニックのものって、吸水力が悪かったりしますが、こちらは「吸収名人」の名に恥じない高い吸収力も良いところ。無漂白なのですが、普通に白い色味をしており、言われなければオーガニック系とわからない感じも良かったりします。
ティッシュのように取り出せるところも気に入っていて、おすすめです。
その他(買わなかった物) ⇨ 今後も買わない!
ソースディスペンサーとマヨネーズディスペンサーは、プラスチック製でかつ洗いにくいことと、わざわざ詰め替えることで劣化するのが嫌という主人の意向があり、購入しませんでした。
こういうの↓
あると、お店みたいにおしゃれにマヨネーズがかけられます。
こんな感じで、おしゃれですよね。ただそれだけですが・・・。
ちなみに竹の舟も欲しかったのですが、どれも中国製で、こちらも主人が使いたくないとのことで却下。
これに入れたら気分上がりそうだわ〜とチラッと思ったのですが、見た目よりも食べ物を入れる器の安全性にこだわる主人なのでした。(そういうところ、素晴らしいと思うのでぜひ尊重したい!)
レオくん、検品中。
いつも何か届くとチェックしてくれます。
素材選びも忘れずに!
たこ焼きを始めると、自然派の方はタコの入手に困ることが多いのではないでしょうか。
私も近所のスーパーなどでは見つけられず、生協で購入しています。
生協のものは冷凍で届くので、ストックしておいて、好きなときに使えるのも実は便利だったりします。
私の生協では2種類あり、いずれも原材料はこんな感じです。
左)五島列島のボイルマダコ:
真だこ、塩 |
右)丸友の水ダコお刺身用:
水たこ、塩 |
余分なものが一切入っておらず、安心していただけます。
ボイルマダコはそのまま、お刺身用のものはサッと茹でてから使います。
両方食べ比べてみましたが、主人はたこ焼きには五島列島の真だこが気に入ったようで、先週はこちらをリピートしました。
一方、とあるスーパーで売られているマダコの原材料がこんな感じ。
真だこ、食塩/酸化防止剤(エリソルビン酸Na、亜硝酸塩、VC)、ミョウバン、PH調整剤 |
と、材料よりも添加物の種類の方が多いという悲しい現実。
こういうタコで作るぐらいなら、イカでもウィンナーでも良いかなと思わなくもなく。
その他の材料は、米粉で作るたこ焼きのレシピと一緒にご紹介しています。
ご興味あればご覧になってみてくださいね。
個別カウンセリングでは、お買い物ツアーも行っています。
分子栄養カウンセラーがあなたの住む街に伺って、普段利用されるスーパーでの食材選びのコツをお伝えするオプションです。
いくら良い物があるとわかっても、手間のかかるお取り寄せや遠いところにある自然食品店にしかないものでは、長続きできません。“ベストなものを頑張ってたまに買う”のではなく、“楽に毎日ベターな選択を”していきましょう。サステナブルで負担がないことは大事です。
詳細はサービス一覧より、お申し込みはお問い合わせページよりお願いいたします。
それでは、また。