おはようございます。manaです。
今年の梅仕事をとりあえず終えましたので、まとめてご紹介したいと思います。
(もしまたいい梅に出会ったら、追加で梅仕事をしてしまうかもしれませんが、今のところ、今年はこれでおしまいのつもりでいます。)
今年は「令和初」ということで、梅酒はいつもよりも多めに仕込んでみました。
“令和元年に仕込んだ梅酒”なんて、ちょっと楽しいかなぁと?
そして、今ある10年物や8年物、7年物の梅酒もだんだん残り少なくなってきたので、また新たな10年物を仕込もうかなぁと考えていたりします。
今年の梅仕事のまとめ
今年の梅仕事は5~6kg分で、こんな感じのラインナップでした。
- 梅シロップ
- 梅干し
- スタンダード梅酒(ホワイトリカー)
- スパイシーウイスキー梅酒
- こだわり梅酒(麦焼酎)
- 梅サワー
- 梅味噌
- 梅醤油
上から5種類は量もそれなりに作りましたが、下の3種類は、傷のある梅を使ってごく少量だけ仕込んでいます。
今年使った梅は、こちらの記事でご紹介しました。
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徳島の自然栽培の梅で、今年はトータルで5kgほどお取り寄せしました。
実はこの他に、大分や山口の自然栽培のものも頼もうかなぁと迷っていたのですが、買おうと思ったときには完売してしまっていて・・・やっぱり早めに動かないとダメだなぁという反省もありました。
それでは、作ったものをそれぞれご紹介してみます。
レシピは別途ご紹介するので、お写真と一緒に簡単に載せますね。
梅シロップ
青梅と氷砂糖で作る、スタンダードな梅シロップです。
10年以上同じレシピで作っていますが、失敗知らず。リンゴ酢を入れるのがポイントです。
青梅は、1kgのパックの中に1.2kg入っていました。
そんなわけで、作る分量をきっちり決めずに、容器に合わせてレシピから割合で計算して作りました。梅シロップは青梅700g分で作っています。
氷砂糖は、生協から届いたばら印のもの。
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今年は3kg注文したので、ちょうど良かったです。
梅干し
梅干しの容器が空いていなかったので、今年はジップロックで仕込んでいます。これでも充分うまくできるのです。(ちなみに、容器の一つには三年梅干しがまだ残っていて、もう一つには梅酢が入っています。来年までには空くと思うので、来年はちゃんと容器で作る予定です。)
土用干しはしないかもしれませんが、梅漬けにする場合でも工程は一緒なので、追々考えるつもりです。
今年使ったお塩はこちら。
Sunfoodのピンクヒマラヤンクリスタルソルトと、天外天塩です。
いろんなお塩で作り比べるのが好きで、中でもこのピンクヒマラヤンソルトはお気に入りで、今年もリピートしたのでした。
こちらがピンクヒマラヤンクリスタルソルトで作った方。
ややピンク味がかっているのがわかるでしょうか。上がってくる梅酢もピンク色で可愛いのです♪
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こちらが天外天塩で作った方。
ピンクヒマラヤンソルトよりも粗めで、梅酢の上がりもやや遅めになります。
梅干しだけは、青梅ではなく完熟南高梅を使って作ります。
熟した梅なので、とにかく香りが豊かで、届いた箱からも幸せな香りが漂います。
梅仕事の間も思わずクンクン♪キッチンが梅の香りで満たされていました。
梅干しの作業をした後の自分の手の匂いが甘~い香りで、うっとりしてしまった私でした(笑)
今年は、1kgを500gずつに分けて作っています。
小分けにした方がリスクが少ないので、梅干しだけは分けて作ることが多いかもしれません。美味しいお塩の作り比べも大好きなので、一石二鳥です。
スタンダード梅酒(ホワイトリカー)
青梅とホワイトリカーで作る、一番スタンダードな梅酒です。
初めて梅酒を作ったときにも、このスタンダードなタイプを作ったのですが、それが今では10年物になり、すっかり美味しくなっています。安いお酒も美味しくなるのが時間の魔法でしょうか。
今年は青梅900g分で作っています。
こちらを10年物にしようかなぁと思っているところです。
スパイシーウイスキー梅酒
去年も作った、スパイスとウイスキーの梅酒です。
主人と結婚してから、ウイスキーというお酒が私の中での選択肢に入るようになり、作るようになりました。
去年もそうでしたが、ストレートでそのまま飲むにはちょっぴり味気ないような、安めのお酒で作っています。ちなみに去年は、バランタイン12年とニッカスーパーでしたが、そこまでリーズナブルでもなかったのかもしれません。
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今年は主人の提案で、サントリーの角瓶とローヤルを使ってみることにしました。
角瓶には2種類あり、いろいろ調べて、白角の方を使ってみることにしました。
主人も角瓶は飲んだことがないそうで、恒例のお味見をしてみたところ、「アルコールの味がする」とのこと(笑)
普段飲んでいるウイスキーと比べると、アルコールの風味が立つのでしょうか。確かに、香りやお味に奥行きがなく、今までに飲んだことのない感じがしました。
でも案外、梅酒になったときには、その方がかえって梅の香りが引き立つのではないかなぁなんて思っているのですが、どうでしょうか。完成が今から楽しみです。
こちらは、青梅800g分で作っています。
スパイスは、今年はシナモン・クローブ・ジュニパーベリー・山椒にしてみました。
去年との違いは、スパイスの配合を変えたことと、氷砂糖の量を減らしたこと。
山椒は初めて入れてみるので、どんな感じに仕上がるのかよくわかりませんが、ジャパニーズクラフトジンなどにも使われているそうなので、日本人には馴染みがあるかなぁなんて想像しています。
こだわり梅酒(麦焼酎)
スタンダードな梅酒に近いのですが、ホワイトリカーではなく、福岡の天盃の梅酒用の麦焼酎で作りました。梅も、通常のレシピの倍量以上を入れて、とにかく香りとお味を重視しています。
材料にこだわっているので、1年熟成でいただいても美味しいかなぁとイメージしています。
使った麦焼酎は、こちらです。
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生協で購入したのですが、なかなか手に入らないお酒を買うことができて、とても助かりました。一升瓶は重いので、持って帰るのも大変ですしね。
主人の味見用に、100mlだけ取り分けておいたので、正確には1.7L分を使っています。
こちらは青梅2.2kg分で作っています。
たっぷり作ったので、少し取り分けて、5年物や10年物にしてみてもいいかなぁなんて思っています。
梅サワー
おまけで作った梅サワーは、傷があって除けた梅で作りました。
作るのは数年ぶりですが、我が家のサワーはリンゴ酢で作るのが定番です。
本当は、梅が全部浸かる状態が良いのですが、そのうち梅のエキスが出てきたら浸ると思うので、エイヤッ!と全部入れてしまいました。(瓶を上下に返すのを、他のものよりこまめに行うようにしています。)
リンゴ酢は、梅シロップにも使ったものと同じで、プレマシャンティのPBのものを使っています。
オーガニックの原料で、甕の中でじっくり発酵させる、静置発酵法で作られているので、まろやかながらもコクがあり、そのままでも美味しくて気に入っています。
こちらは傷のある青梅200g分で作っています。
1粒1粒が大きいので、瓶にギリギリ入る感じになりました。
梅味噌・梅醤油
梅味噌と梅醤油は、これまた傷のある青梅をお味噌やお醤油と一緒にしておくだけ。
今年は小さな容器や小さなお皿に入れて作ったので、ちゃんとお写真を撮っておらず、完成したらアップしたいと思っています。
端数で作っているので、恐らく100gにも満たないぐらいだと思います。
分量は毎年適当なのですが、それでもうまくできるのがいいところです。
その後の様子
漬けたばかりの様子はこんな感じでした。
左が梅シロップで、右がスタンダード梅酒(ホワイトリカー)です。
翌日には、こんな感じに変化。
左から、スタンダード梅酒(ホワイトリカー)、梅シロップ、スパイシーウイスキー梅酒です。シロップはもうエキスが出始めていて、梅酒の方はお砂糖がほぼ溶けていました。
こちらも、漬けた当日。
左が梅サワーで、右がこだわり梅酒(麦焼酎)です。
そして、数日~2週間経った、全部の様子がこちらです。
左手前から反時計回りに、梅干し、梅サワー、スタンダード梅酒(ホワイトリカー)、こだわり梅酒(麦焼酎)、スパイシーウイスキー梅酒、梅シロップです。
梅シロップはそろそろ完成が近いので、来週にはお味見してみるつもりでいます。
2018年の梅酒は・・・?
そして最後に、去年漬けた梅酒をお見せして終わりたいと思います。
こんな感じで、エキスもしっかりと出切っており、スパイスの香りがしっかりと移っていました。ウイスキーも少し熟成されて、美味しくなっているようです。
梅を取り出した後、主人に一口お味見してもらいました。主人の感想は、スパイスの香りが薬膳のような方向性がありつつも、クセがなくて飲みやすく仕上がっているとのこと。ただし、甘さがやや強めに感じられたようなので、今年は氷砂糖の量を少し減らしてみています。
ウイスキー自体は、ちょっとドライで甘さ控えめが合うのですが、梅のエキスをしっかりと出すには、ある程度のお砂糖は必要なので、この見極めが難しいところ。(主人も、「浸透圧の関係でお砂糖をそんなに減らせないんでしょう?」と言っていて、面白かったです!)
また、私としては、クローブが少し強めかなぁと感じたので、今年はこちらも調整してみています。シナモンプラス、クローブマイナス、そして今年は山椒も入れてみました。
今回の調整で、我が家のベストバランスに辿り着くでしょうか?
来年の出来上がりまでに忘れてしまいそうなので、メモにもちゃんと残しておきました。今年仕込んだ梅酒の仕上がりが、今からとても楽しみです。
それでは、また。