五香粉が隠し味♪中国紅茶豚のレシピ
[材料](2人分)
豚ロースブロック | 500g |
ラプサンスーチョン(武夷正山小種) | 8g |
五香粉 | ふたつまみ〜小さじ1/2 |
水 | 1000ml |
~漬け汁の材料~ | |
◎醤油 | 100ml |
◎味の母 | 65ml |
◎純米酢 | 65ml |
[下準備]
- 茶葉をお茶パックに詰める。
- 豚肉は室温に戻し、タコ糸を巻いておく。
- ◎の漬け汁の調味料を合わせてひと煮立ちさせて、冷ましておく。
[作り方]
- お鍋にお水と茶葉と豚肉を入れて、火にかける。
- 沸騰したら火を弱め、灰汁を引きながら30分煮る。引っくり返してさらに10分煮て、火を止める。
- 漬け汁に豚肉を入れて、3〜4時間漬ける。
- 取り出したらタコ糸を外し、スライスしたら漬け汁をかけて、完成。
[メモ]
- お料理リレーは、料理研究家の脇雅世先生が発起人となってスタートしました。バトンパスされた料理家たちが、身近な食材で作れる簡単なレシピを紹介して、次の人に繋いでいくようです。以下に脇雅世先生のメッセージを転記します。
世界中が危機感であふれている毎日です。おうちで過ごす時間が増えた皆さんと料理でつながることができたらと思い≪料理リレー≫を試みたいと思います。いつもお家にある材料で簡単に作れる一品をリレー形式で紹介します。わざわざ買い物に出なくても済む料理作りのヒントになれば幸いです。料理を生業とする私達から、ご覧いただいた皆さんがハッピーになることを願って。
- 中国紅茶は、私はGclef(ジークレフ)の武夷正山小種(ラプサンスーチョン)を使いました。
多少風味は変わりますが、キームンや雲南など、お家にあるもので構いません。中国紅茶がなければ烏龍茶で作っても美味しいですし、普通の紅茶でも構いません。 - 茶葉ではなく、ティーバッグタイプでも大丈夫です。その場合は2〜3袋で、大体8〜10gぐらいになるように個数を調整してください。
- 豚肉の部位はロースがおすすめですが、肩ロースでも美味しくできます。あっさりがお好きなら、ももでも♪
- お料理用の糸がなければ、縛らずにそのまま入れても大丈夫です。気楽に作ってみてくださいね。
- 五香粉がなければ、入れずに作っていただいてもOK。入れる場合の分量は、お好みで増減してください。ふたつまみだとほとんどわからないぐらいに仕上がりますし、小さじ1/2だとほんのり香るぐらいに仕上がります。
- 私は、みりんと料理酒の代わりに「味の母」という調味料を使っています。ない場合には、みりんを40~60mlに、料理酒を20mlで代用可能です。
- みりんを使う場合の分量は、私は甘さ控えめの40mlが好きですが、お好みで60mlぐらいまで増やしてくださいね。
- 漬け汁に胡麻油や鷹の爪を加えても美味しいです。ガッツリがお好きなら、おろしにんにくも合います。
- 付け合わせは、今の時期なら、新玉ねぎのスライスやレタスを添えるのがおすすめ。漬け汁をかけると、お野菜もモリモリ食べられます。
- 漬け時間はもっと長くしても味が染みて美味しいです。その場合、粗熱が取れたら、一晩冷蔵庫に入れていただくと良いです。いただくときに、軽く温め直すと良いですね。
[参考リンク]
グルテンフリー&カゼインフリー24日目:中国紅茶豚と真鯛の昆布締めにの晩ごはんに、グルテンフリーの鶏だしラーメンのお昼ごはん
一緒に出した献立を載せています♪
[こだわり食材]
我が家でメインで使っているみりんです。
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別途本みりんも使っていますが、基本はこちらをみりんとして愛用しています♪
味の母はみりんと日本酒のいいところを両方持ったような調味料で、日本酒の「臭みを消して煮崩れを防ぎ、味をよく染み込ませる」働きと、みりんの「旨味を与えて甘味や照り、ツヤを出す」働きの両方を兼ね備えているのです。
通常のみりんが、焼酎にもち米や米麹を加えて作るのに対し、味の母はうるち米と米麹ともろみから作られます。
もろみは日本酒を作るときに使われるもので、そのため、日本酒とみりんの両方の性質を持っているのです。
アルコールは10%含んでおり、通常のみりんと変わらないのですが、製法が特殊なため、発酵調味料という分類にカテゴライズされます。みりん(お酒)の扱いを受けないため、税率も8%という点も家計に嬉しいですね。