こんばんは。manaです。
先日から、ついにグルテンフリーをスタートしてみました。
当初はカゼインフリーも一緒に始めようとしたのですが、諸々の準備が整っていない状態で始めたので、冷蔵庫に乳製品がちょこちょこ残っていることが判明。食材を無駄にするのはもったいないというわけで、カゼインフリーは少し遅れてのスタートに変更して、グルテンフリーだけ先に始めることにしたのでした。
一応、カフェインフリーとアルコールフリーもゆるく実践しています。
主人が作ってくれたカレーで夜ごはん。
◆黒毛和牛とゴロゴロ人参のビーフカレー
◆アボカドとロメインレタスのサラダ
◆らっきょう漬け
主人がカレーの仕上げをしている間に、横で簡単にサラダを作りました。主人のお料理の邪魔にならないように、一皿にパパッと盛り合わせました。
◆黒毛和牛とゴロゴロ人参のビーフカレー
大きな人参や玉ねぎがゴロゴロ入っているカレーです。成城石井で買った黒毛和牛の切り落としを入れて、グルテンフリーのカレールウで作ってくれました。
今はまだ市販のカレールウを使った作り方で作っているのですが、次はスパイスから調合するのに興味を覚えてくれています。
ごはんは雑穀ごはんで、ブレンドの雑穀に古代麦を入れています。古代麦、この日はうっかり入れてしまったけれども、翌日からは念のため除きました。
◆らっきょう漬け
らっきょう仕事で漬けたものをちょっとずついただいています。私は食べないので、主人専用です。
レシピはこちらでご紹介していますので、今年のご参考にどうぞ。
◆アボカドとロメインレタスのサラダ
成城石井で買ったロメインレタスに、アボカドとトマトを乗せただけ。主人の方は胡麻とえごまのドレッシングで、私はフラックスシードとポン酢のドレッシングをかけました。
食後は、苺をいただきました。
◆あまおう苺
いつもはコンデンスミルクをかける主人ですが、カゼインフリーの準備期間ということで、そのままで食べてくれました。
いつも、「そのまま食べる方が絶対美味しいから」と力説する私ですが、カゼインフリーのおかげでそのまま食べてもらえて嬉しい♪
翌日のお昼ごはんも、一晩寝かせた主人のカレーです。
◆黒毛和牛とゴロゴロ人参のビーフカレー
◆レモンとアマニのシーザーサラダ
サラダだけ作って、カレーの残りと一緒にいただきました。
◆黒毛和牛とゴロゴロ人参のビーフカレー
前の晩と絵面は変わらずですが、一晩置いて美味しくなっていました。
カレーがあるだけで気分が上がるのは私たちだけでしょうか(笑)
今回使ったグルテンフリーのカレールウは最後にご紹介しますが、中辛なのにかなりスパイシーで、思ったよりもスパイスがしっかり香る感じでした。
◆レモンとアマニのシーザーサラダ
ロメインレタス・玉ねぎ・ブロッコリー・ミニトマトを、レモンとフラックシードオイルのシーザーサラダドレッシングで和えたもの。仕上げにベーコンを焼いて添えてみました。
カゼインフリーではありませんが、具沢山で主人からも好評でした。カゼインフリー期間が始まったら、これはお休みですね。
食後は、メゾン・デュ・ショコラをいただきました。
大好きなキトのバーで、最近この3倍サイズのボンボンショコラがお気に入り。
紅茶ではなく、カフェインフリーの黒豆茶と一緒にいただいています。
カゼインフリーが始まったら、こちらのチョコレートもお休みで、それが少し寂しくもあります。
主人が最近ハマっているデトックスジュース。
◆クロレラとスピルリナのデトックススムージー
Sunfoodsのクロレラとスピルリナのタブレットを使って、お抹茶・チアシード・ポピーシード・インカインチパウダー・マヌカハニー・バナナ・ブルーベリーを入れたスムージーにしています。
今はベースをアーモンドミルクにしていますが、牛乳を使い切らないといけない都合で、最初の2回は牛乳で作っていました。カゼインフリーにするには、食材のお買い物などの事前準備が必要だということを実感しています。
ちなみに私は、スピルリナ抜きで、少量のクロレラのみで作ったものをいただいていますが、この方がクセが少なくて飲みやすいです。それではデトックス効果は薄そうですが、徐々に慣らすという感じで、ソフトローンチにしています。
主人はプロテインやクレアチンやアミノ酸やらで慣れていて、筋トレしている人特有の「不味い飲み物への免疫」があるのですが、私はなくて、効果よりもお味重視になってしまいます。
ジム帰りの成城石井で、グルテンフリーなお買い物。
ロメインレタスに淡路島の玉ねぎ、アボカドはメキシコ産とオーストラリア産を合わせて5個とたっぷり買って、苺も2種類、マンゴーに、美味しそうな静岡のブルーベリーも入れてみました。
豆乳グルトはカゼインフリー用で、主人のプロテインスムージーに使えるかなぁと買ってみました。筋肉メシのブロッコリーも忘れずに。
黒毛和牛の切り落としに鶏もも肉、骨付き鶏に真鯛のお刺身。スモークサーモンにハムに、インカインチパウダーやチアシードもここで買いました。
主人と一緒に一生懸命探した、グルテンフリーのカレールウ。
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フレーク状のカレールウで、溶けやすく扱いが簡単なタイプです。
油脂はラードのみで、原材料で油脂が最も多く使われているのですが、かなりサラッとしていました。
お味は中辛なのですが、思っていたよりもスパイシーで、辛さが残る感じでしょうか。辛いのが苦手な私でも食べられるぐらいですが、スパイスがしっかり香るのが感じられます。
一言で言うと、「これがグルテンフリーだなんて!」というのが正直な感想。スパイスカレー寄りなので、グルテンフリーでなくても、お味もかなり好みかもしれません。
難点としては、カゼインフリーではないことと、酵母エキスが入っていること。
酵母エキスは、自然派の食品でもまぁまぁ使われているぐらいなので、市販のルウに求めるのは酷でしょうか。
また、醗酵乳が入っているので、カゼインフリーが始まったら使えないのが残念でした。
主人も、カレーはスパイスから自分で作るのが一番と思ったみたいで、今まではカレールウを使う作り方しかできなかったのですが、今後はスパイスカレーの作り方も覚えたいと言っていました。
主人は筋がいいので、教えるのも楽しいのです♡今度はスパイスカレー教室を開催したいと思います。
分子栄養学コラム:グルテンフリーのメリット
グルテンフリーは、小麦製品が使われていない食材を食べる食事法で、それ以外の制限は一切ありません。ざっくりと、小麦=グルテンを避けるという理解で大丈夫です。
テニスのジョコビッジ選手が、セリアック病の治療のために実践された食事法ということで有名でしょうか。一見すると、小麦アレルギーではない人には関係がなさそうなのですが、私たちにも大きな害があったりします。
というのも、リーキーガットを引き起こす原因が、小麦に含まれるグルテンなのです。
リーキーガットとは?
専門的な説明は省きますが、リーキーガットについて簡単に書いてみます。
グルテンに含まれるたんぱく質であるグリアジンが、腸にくっつくことでゾヌリンを増やします。そのゾヌリンが腸のタイトジャンクションを開かせてしまうのです。
タイトジャンクションとは、簡単に言うと細胞と細胞をくっつけているもので、腸の選択透過を担っています。そこが開いてしまうと、腸に穴が開いた状態になり、腸内にある有害な重金属やウイルスや菌、食べ物などが血液中にそのまま入り込んでしまうことになります。
通常であれば、選別して吸収されるべきものが、そのまま血液中に入ってしまうので、免疫システムを狂わせ、内臓に負担をかけ、体内の炎症を引き起こすことになるのです。
この腸のタイトジャンクションが開いた状態を「リーキーガット」と呼びます。
リーキー(leaky) =漏れている、ガット(gut)=腸と、そのまま直訳でわかりますが、日本語では「腸漏れ症候群」と呼ぶこともあります。
グルテンを摂れば、小麦アレルギーの有無に関わらず、タイトジャンクションは開きますし、リーキーガットも起こるので、グルテンフリーを実践することは、誰にでもメリットのあることと言えるのです。
リーキーガットが脳にも影響
これはちょっと上級編なのですが、大まかに言って、腸と脳は繋がっているので、腸の環境は脳の環境にも等しいと言われています。
というのも、腸のタイトジャンクションを開かせるゾヌリンは、脳にあるタイトジャンクションのような役割をしている血液脳関門も開かせることができるため、脳でも同じ現象が起こるから。
よく腸内環境を良くしなさいと言われるのは、脳にも関わってくるところだからなのですね。
リーキーガット以外の小麦の害
これは余談ですが、小麦の害については、リーキーガット以外にもあります。
主には以下の2つです。
- 長い歴史をかけて品種改良を繰り返しているミュータント小麦の害
- 輸入小麦のポストハーベストの害
緑の革命で品種改良がされた小麦のことを「ミュータント小麦」と呼びますが、今私たちが食べている小麦のほとんどがこれに当たります。
今のような遺伝子組み換えとは違いますが、品種改良によってグルテンの質や量が変化しており、遺伝子も変化しているのだそう。
2つ目の輸入小麦の問題は、他の輸入作物にも共通して言えることですが、収穫後に薬剤を使用して、輸送中の腐敗を防いでいるのです。
小麦という作物自体にもたくさんの農薬が使われているのに、さらにその上、製粉後にも農薬をかけているとは、クレイジーとも言えます。
小麦アレルギーと言われている人の一部は、小麦そのものではなく、これらの農薬や変異した遺伝子に反応しているのではないかとも言われています。
その場合には、古代小麦を使ったり、国産有機小麦を使うことで回避できるため、小麦アレルギーの方でも食べられる場合もあるのです。
具体的に避けるものは?
パン、おうどん、お蕎麦(十割蕎麦以外)、ラーメン、お好み焼きやたこ焼きなどの粉もの、ホットケーキやスコーン、クッキーやフィナンシェなどの焼菓子、ショートケーキなどの生菓子、ビール、など。
それ以外に、お醤油やブイヨン、麦味噌や米飴、穀物酢などにも含まれているので、注意が必要です。
まとめ
小麦を避けることで、リーキーガットにとどまらず、これら全ての害を避けることができるので、試してみる価値はあるのではないでしょうか。
グルテンが腸の炎症の大きな原因となっているのは間違いないので、2週間続けるだけでも違うかなぁと予想しています。あとは体感できるかどうか、ですね。
私たちは今回、とりあえず2週間だけ試してみるつもりでいます。
良ければもっと続けるし、我慢するのに疲れたら止めるかもしれないし、ここらへんはわりと流動的ではあります。
最終的には、何を食べても元気な身体を目指しているのですが、その過程ではこういう制限のある時期も仕方ないのかなぁと思っています。
それでも、制限を制限と思わずに、楽しく美味しく。「OK食材」を見つけるのもごっこにして、楽しんで続けたいです。
パンやおうどんや、ここらへんは我慢できても、辛いのは、麦味噌が使えないことと、とんかつが食べられないこと。とんかつはお店では難しいので、お家で米粉と米粉のパン粉で作ろうかなぁと考えています。
グルテンフリークッキングも極めたら面白そうですよね。
そんなレシピやおすすめの商品もご紹介していきたいと思います。
それでは、また。