おはようございます。分子栄養カウンセラーのmanaです。
今日は、先日ジムの帰りに行った、六本木のランチをご紹介してみます。
アルティザン・ドゥ・ラ・トリュフへ
今回伺ったのは、東京ミッドタウンのガーデンテラスにあるパリのトリュフ屋さん、
【Artisan de la TRUFFE Paris(アルティザン・ドゥ・ラ・トリュフ パリ) 東京ミッドタウン店
指輪のクリーニングでミッドタウンに行きたかったので、ミッドタウンの中でいただくことにしたのでした。
こちらのお店は、パリに旅行に行った際にお土産でたくさん買った、私たちのお気に入りのトリュフ製品のブランドです。日本にもお店があると知って、いつか行ってみようと思っていました。
ランチタイムは3種類のコースがあります。
トレーニング後だったので、一番量の多いコースの「MENU C」にしました。
お肉もお魚も、そして名物のリゾットも楽しめる内容です。
Cコースのお料理のご紹介
主人は赤ワインで乾杯。
運動後だから1杯だけにしておくのだそう。(運動後のアルコールはNGですよ!)
まずはアミューズブーシュから。
◇トリュフ入りスクランブルエッグ ブイヤード
卵の殻に入った、一口サイズのスクランブルエッグ。思ったよりも小ぶりで、この可愛らしさにびっくりしました。上にはトリュフが削られていて、卵の火加減も絶妙。
横に添えられているのは竹炭が入ったトリュフマカロン。見た目に反して優しい味わいでした。
パンに添えられた、トリュフの香りのオリーブオイルが美味しい♪
バター好きな夫婦ですが、オリーブオイルを付けるのもいいなぁと思いました。
次にオードブルです。
◇秋鮭のマリネとポワローのプレッセ セップ茸のムースと木の芽 トリュフ香る銀杏のローストと共に
見た目にも美しいオードブルは、秋鮭とポロネギを使った一品。
銀杏の香ばしい味わいとセップ茸の旨味、木の芽の香りとトリュフの風味がいいハーモニーで、お味の違いを楽しみながらいただきました。
テーブルの上のバルサミコを少しかけると、変化があって美味しかったです。
そして名物のこちら。
◇フレッシュトリュフを贅沢に使ったリゾット
これが食べたかったので、一番楽しみにしていたお料理でした。
リゾット米を使っており、アルデンテが絶妙。普段は消化に良いようにかなりギリギリのアルデンテですが、このぐらいの炊き加減にしてもいいなぁと感じました。
クリーミーですが、サラッとしていて、まだもう少し食べられるかなぁと感じる量。
トリュフはそれほど香らないので、最初少し物足りないのですが、最後まで飽きずにいただけるバランスなのかもしれません。
お魚料理。
◇鯛のブイヤベース イカスミトリュフとハーブのラヴィオリ風 レモン風味のルイユとフレッシュトリュフ
カリッと焼き上げた鯛が、サフラン香るスープをまとい、完成度の高い一品でした。
パスタも凝っていて、見た目もキレイ。ラビオリの風味もしっかり味わうことができました。
そして、お肉料理。
◇仔羊のロースト サラワクペッパーのプラリネ 発酵人参のピュレ シャトーブリアンのソース フレッシュトリュフ
思ったよりも小ぶりでしたが、柔らかい肉質のローストで、臭みもなく食べやすい。
牛肉のおソースの旨味がしっかりとあり、人参のピュレとの相性もGOOD。
また、サラワクペッパーの爽やかな辛味と、そのカリッとした食感がアクセントになっていて、お家でもこのペッパーのプラリネを真似してみようと思いました。
デザートは3種類から選ぶことができました。
主人はコーヒーと、私は紅茶と一緒にいただきました。
こちらが、私が選んだデザート。
◇柿のタルトタタン プラリネのアイスクリームとトリュフはちみつを添えて
タルトタタンのリンゴが柿になったもので、秋らしいスイーツ。
カリッとしたナッツと柿との相性が良く、クリーミーなプラリネアイスとサクサクのクレープの食感のコントラストも楽しめました。
明るくて気持ちの良い空間でいただくスイーツは、さながらカフェ気分を楽しめます。
こちらが、主人が選んだデザート。
◇モンブラン カシスのコンフィチュール メレンゲとミルクのアイスクリーム
カシスと栗にチョコレートで、こちらも秋らしさを感じさせてくれる一皿です。
メレンゲとミルクのアイスは練乳アイスみたいな懐かしいお味で、手作りジェラートで真似っこしてみたいと思いました。
以上、お料理のご紹介でした。
コースの内容はこんな感じです。
お肉料理は牛フィレステーキも選べたり、オプションでスープを付けることもできます。
全体的な感想
個別のお料理の感想は、上でそれぞれご紹介した通りです。
以下に、全体的な感想を書いてみたいと思います。
コース内容
どのお料理にもデザートにもトリュフが使われていて、トリュフづくしが楽しめます。
特にデザートでは、トリュフがスイーツにも合うということが新発見で、勉強になりました。
季節柄、トリュフはサマートリュフが多く、思ったほどトリュフが強すぎず控えめな印象。
これだけトリュフづくしのコースだと、トリュフが香りすぎるとくどくなるから、その上での配慮なのでしょうか。
いつか機会があれば、白トリュフやウィンタートリュフを中心に味わってみたいなぁと思いました。
日本になかなか入らない品種とか揃えて、トリュフの種類ごとの食べ比べができるお料理があっても楽しいかもしれません。
味付け
お料理は全体的に優しいお味で、素材を生かした軽めのフレンチという感じ。
私は好みの方向性で、盛り付けも素敵で、かなり気に入りました。
主人は、美味しいとは思うものの、家庭料理の延長のようで、私の作るおうちごはんのように感じられたのだそう。さほど意外性がなく、外食ならではの刺激が得られず、あまり感激はないかなぁというコメントでした。
トリュフリゾットにしても、お家で作るともっとトリュフを贅沢に入れて、量もたっぷりいただけるので、満足度が高いとのこと。鯛のブイヤベースにしても、羊のローストにしても、お家で食べるのとあまり変わりがないということで、私からすると嬉しいような、申し訳ないような〜?
外食での要求レベルが上がってしまって、どこに行っても感激がないと嘆いていた主人でした。
量
一品一品の量は少なめで、一番量の多いCコースでも、最後まで余裕を持っていただくことができました。もっと量の少ないAコースやBコースだと、ちょっと足りないかもしれません。
接客
カジュアルながら、丁寧で気持ちの良い接客だと感じました。
フランス人のスタッフの方も楽しくお仕事されている感じがして、好感が持てました。
お席
テラス席と、室内のテーブル席、カウンター席があります。
室内のお席も光がたくさん入ってきて、明るくて気持ちの良い空間。
特に窓際だと、テラスでないのにテラスのような気分が味わえました。
テラス席はストーブやブランケットもあるようで、これからの季節もテラスでお食事が楽しめそう。
お席とお席の間隔はそれほど近くないので、わりと落ち着いてお食事ができました。
個室もあるそうなので、おしゃべりを楽しみたい方にも良いかもしれません。
物販
入口にはショップもあり、トリュフ製品もいろいろありました。
お腹が空いていたので、帰りに覗こうと思っていたのですが、お腹がいっぱいになったら、購買意欲が全くなくなってしまって、見ずに出てしまいました。しばらくパリには行けそうもないので、トリュフソルトなどはこちらで調達するのもいいかもしれません。
客層
客層に関して言うと、かなりレベルが低いと正直感じてしまいました。
テラス席が写真映えする雰囲気だからか、イベントで利用されている女性がたくさん。
おしゃれをして、華やかなネイルでシャンパンを持ち上げてお写真を撮っても、いざお料理をいただくと、まるで“ドンブリ飯を掻っ込む”(←汚い表現で失礼!)ようなテーブルマナーで食べていて、そのギャップがかえって残念に感じられました。
お料理をぐちゃぐちゃにして残していたり、今どきこんな食べ方する人がいるということに、正直かなり驚きました。そしてそれがテラス席の風景の一部という残念さ。
お金を払えばどんなお店にも行ける時代だからこそ、自分の価値は自分で高めていかないといけないし、育ちって大切だと改めて感じたひとときでした。
お店情報
Artisan de la TRUFFE Paris(アルティザン・ドゥ・ラ・トリュフ パリ) 東京ミッドタウン店
住所:〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガーデンテラス1F
電話:03-5413-3830
営業時間:11:00 – 22:00 (21:00 L.O.)
食べログのサイトはこちら
※go to eat対象とのことで、事前予約をしておくとポイント還元がされるとのこと。
その日の気分で決めた私たちは利用できませんでしたが、機会があれば利用してみたいと思います。
それでは、また。