*2018.4*お誕生日の香港旅行 2日目前半編 – ペニンシュラホテルの【スプリングムーン(嘉麟楼)】で中華ランチと、香港の街散策

      2019/02/05

香港旅行記の2日目です。
この日は、夜のディナーだけが決まっていて、あとはフリーな一日。香港の街散策をすることにしていたので、お出かけしてきました。

 

お写真がたくさんなので、2日目も2つの記事に分けてお送りいたします。
まずは前半編で、ランチと街散策について書くことにして、後半編で、ディナーの様子を載せてみることにしたいと思います。

 

1日目については、こちらの記事をご覧くださいね。

*2018.4*お誕生日の香港旅行 1日目前半編 – 【添好運點心專門店】ミシュラン1つ星のリーズナブルな点心ランチ

*2018.4*お誕生日の香港旅行 1日目後半編 – 香港ディズニーランドへ♪

 

 

ペニンシュラのスプリングムーンで、本格的な点心ランチ

お昼ごはんは、ペニンシュラホテルの中の中華料理に行ってまいりました。
こちらもミシュラン一つ星を取得していて、【Spring Moon(嘉麟楼)】というお店です。

 

事前予約はしていませんでしたが、スムースに入ることができました。

 

中央の丸テーブルに案内していただきました。

 

一輪挿しは、お花ではなく竹。こういうのも素敵ですね。

 

飲み物は、主人はビールをオーダーしました。

 

私は温かいお茶をいただきました。

 

こういう一流店に入ると、お通しみたいな感じで、必ずこれが出されます。

◇クルミの飴がけ

カリッとキャラメリゼされたクルミが香ばしくて、1つ食べ始めると止まらない美味しさ。
日本の中華料理屋さんだと、前菜の盛り合わせの中に1かけら入っているイメージですが、香港ではボウルいっぱいに運ばれてきます。

主人も私もクルミのキャラメリゼが大好きなので、このたっぷり感が嬉しくなります♪
お味もとても美味しくて、いくらでも食べられそうになるところを、お食事が入らなくなるといけないので自制する感じです。

 

お食事は、コースの中でも一番量が少なそうな点心のランチコースをお願いしました。
ディナーでたくさん食べるので、お昼は軽めにしようという算段です。

 

1皿目。

◇スプリングムーン特製点心の盛り合わせ

焼いたものと揚げたものの2種類がまずやって来ました。
ちょうど前の日に【添好運 點心專門店】でいただいたベイクドチャーシューパオ(酥皮焗叉燒包)も乗っていました。

サイズは【添好運 點心專門店】よりも小さめで、食べやすい大きさ。
お味は・・・まぁ比べてはいけないのですが、ここ【スプリングムーン】のものは最高でした!お肉もとろけるようで、お味も品が良く、外側のパン生地がとにかく美味しくてクセになります。

お任せの盛り合わせで、図らずも前日と同じものが出てきたことに、少しびっくり。
主人が気に入っていたベイクドチャーシューパオを、もう一度、それも香港で一番美味しいであろうものを食べさせてあげることができてよかったです。

 

もう一つの巣みたいなのは、タロイモのフライ(鮑魚鷄粒芋角)です。
鮑や鶏肉やキノコが入った贅沢な一品で、外側がサクサクで驚くほど軽い食感。食べたことのないお味でしたが、こちらも美味しかったです。

 

2皿目。

点心の続きです。

蒸し餃子が2種類で、シンプルな海老の蒸し餃子とニラの蒸し餃子。
どちらもスタンダードなお味で美味しくて、私は特に、ニラの蒸し餃子が気に入りました。ほんのり香る香菜がいいアクセントになっています。

 

3皿目。

◇特選魚の浮袋と水餃子の極上スープ(花膠灌湯餃)

お魚の浮袋は初めていただきましたが、クセがなくてとても食べやすく、美味しくいただきました。
スープにはフカヒレがたくさん入っており、お出汁も濃厚。美味しいものがいっぱい詰まった大きい水餃子はとても贅沢で、食べ応えがありました。

 

4皿目。

◇ハンガリー産オーガニック マンガリッツァ豚とキノコのスパイシー海老味噌炒め(馬拉盞野菌炒匈牙利鬈毛豚柳)

希少なマンガリッツァ豚を使った炒め物です。お肉は普段も美味しいものをいただいているので、それ自体に感激というのはありませんでしたが、旨味のあるお肉でした。

この海老味噌のお味が独特で、XO醤みたいな感じ?海老自体は入っていないのに、海鮮のエキスがしっかりと効いており、キノコのお出汁との相性もGOOD。それと、目立たない下のスナップエンドウが美味しかったです。

 

5皿目。

◇ホタテ貝柱と豆腐の蒸し物 黒豆ソース(鼓汁帯子蒸豆腐)

こちらもまた、添えられた青菜が美味しくて、ちょっぴり食べにくいのだけれどもお箸が進んでしまいます。
お豆腐という、ややもすれば地味になってしまう食材がすっかりごちそうに仕上がっていて、体に優しいメインディッシュ。豆鼓のおソースが味わい深い一皿でした。

ホタテの貝柱も薄いけれどプリプリで、お家でも真似してみたいなぁと思いました。

 

6皿目。

◇チャーシューと海老の卵入り煮込み麺 葱生姜の香り(蝦籽薑蔥叉燒撈粗麺)

見た目は全く華やかさがないのですが、これが美味しくて、ハマるお味でした。
煮込み麺って、つゆそばでも焼きそばでもなくて、中途半端な位置付けのイメージがあったのですが、この程よく煮込まれてお味が染みた麺が美味しい~!それでも、歯ごたえはしっかりあってアルデンテなのもさすがという感じがしました。

チャーシューや海鮮のお出汁が効いたスープがまた美味しくて、葱と生姜の爽やかな香りが飽きさせません。卵は、炒めたポロポロのものにときどき出会う感じで、もうちょっとふんわりしていても良かったかなぁと思いました。

 

チャーシューもたっぷり入っていて美味しくて、これまたたくさん入っている白髪ねぎとの相性も抜群。一つ一つの具材が、単品で出しても十分なほどのクオリティなので、それらがバランス良く合わさると、それは当然ながら美味しいのですよね。

運ばれてきたときには、量が少なめかなぁと思いましたが、十分満足できるお味と量でした。

 

そして、最後のデザートです。

◇マンゴープリン(香芒凍布甸)

マンゴーが中にゴロゴロと入ったプリンです。
上質な素材で丁寧に作られているのがよくわかるお味で、今まで食べたマンゴープリンの中でもトップクラスの美味しさ。

お腹いっぱいでしたが、もっと大きなサイズでも入りそうな気がしてしまいました。

 

以上が点心のランチコースです。

 

“軽めのお昼ごはん”のつもりが、ボリュームもしっかりあって、お腹いっぱいになりました。
お味も美味しくて、一つ一つのクオリティも高くて、大満足♪

お店に入ったのも遅めだったし、ゆっくりとコース料理を味わったので、デザートをいただき始めたのが午後3時過ぎと、遅めのお時間になってしまいました。夜までにお腹ペコペコになるかなぁ?と、ちょっと心配になりつつ、街散策でいっぱい歩いて、お腹を空かせることにしました。

 

ご参考までに、メニューはこんな感じです。

量も内容も、わりとボリュームのあるランチコースとしていただけるものでした。

 

最後に、お店の前で主人と二人のお写真を撮ってもらいました。

クラシカルな店内は落ち着いていて、安心感があります。

 

素敵な茶器や、屏風や花瓶が飾られています。

お席とお席の間も広く、吹き抜けになっているので、ゆったり寛いでお食事を楽しむことができます。

 

お店の水槽にいるお魚さんたち。

 

大きな横長の水槽に、面白い模様やカラフルなお魚さんがいっぱいいました。

 

ペニンシュラホテルの中の散策と、アーケードでお買い物

さて、美味しい中華料理に舌鼓を打った後は、尖沙咀を散策です。
たくさん歩いて、夜までにまたお腹を空かせないといけません。

まずは、ホテルの中やホテルのアーケードを覗いてみました。

 

イースターなので、卵やウサギちゃんがいました。
カラフルな風船もかわいいし、こういう季節ごとのお飾りって素敵。

 

強そうなお馬さんのオブジェ。

同じ顔をしてみる私。「似てる」と言ってもらえて、ちょっとフクザツな気持ち。

 

ホテルのアーケードには、いろいろなお店が入っています。

シャネルやカルティエなどの定番のブランドショップやジュエリーショップもあるし、私たちの想い出のハリーウィンストンもここに入っています。ハリーウィンストンは、以前は香港にはこのペニンシュラの中に1店舗だけだったのですが、2月にマンダリンの中にもできたようで、2店舗になったようです。

 

香港っぽいパワーストーンのお店や「招福」「開運」系のお店もあったりするのが、日本のホテルのアーケードとはちょっと違うところでしょうか。

主人はこういう石が好きなので、じーっと見入っていました。
私も、鮮やかな色の大きな石に目を奪われてしまい、二人でじっくり見ていました。

 

招き猫のお店があって、中国らしいなぁと思わずパチリ。

 

印鑑のお店もあり、こちらでは私たちもお買い物をしました。

2日目にオーダーして、4日目に完成したので、翌々日にもう一度このお店を訪れることになりました。

こちらの印鑑のオーダーについては、お写真もたくさんあって、ちょっと長くなりそうなので、別途、番外編で詳しく書くことにしたいと思います。

[追記]:*2018.4*お誕生日の香港旅行 2日目番外編 – ペニンシュラアーケード内【Tangs(タンズ)】で手彫り印鑑のオーダー

 

最後にロビーでもお写真を撮って、ホテルから出発です。

 

尖沙咀の街中へ

ペニンシュラの中を見終わったら、香港の街中へ。

 

ペニンシュラからすぐのところに、前回主人が来たときに泊まったホテルがあったので、せっかくだから覗いてみることにしました。

ランガムホテル香港。イギリスのホテルです。

こちらもクラシカルなホテルで、内装も歴史を感じさせる装いでした。
そのときの滞在の話を聞いたりして、ここで主人がごはんを食べたのかなぁと思いながらロビーの周辺をグルッと見て、お写真を撮って、出て来ました。

 

その後は、ハーバーシティの中のオーシャン・センターへ。
靴下を買ったり、飲み物を買ったりして、屋上のデッキに上がりました。

 

船がたくさん停まっていて、デッキからのんびりと海を眺めることができます。
ちょうど日が沈むより少し前ぐらいの時間で、景色も素敵でした。

ここでもう少しゆっくりしていたい気持ちもありましたが、この後にまだまだ行くところがいろいろあるので、ここらへんで。

 

お次は、大好きな旅先のスーパー巡り。

シティースーパーにも立ち寄りました。
あまり時間がなかったけれど、中を一通り見てから、お茶や調味料を買いました。

買ったもののご紹介や中の様子など、こちらも番外編で別途記事に載せてみたいと思います。

 

そしてこの後は、タクシーでネイザンロードまで移動です。

 

やって来ました!ネイザンロード(Nathan Road)です。

 

九龍のメインストリートであるネイザンロード。

ここに来れば、香港でのお買い物はほぼ何でも揃うイメージです。

 

香港通の友人に教えてもらった、皮製品のお店にも立ち寄りました。

隠れ家的なショップで、紹介がないと絶対入れないお店という感じ。
私たちも事前にお電話をして、おおよその到着時間を伝えてから伺いました。

 

某有名ブランドの職人さんが立ち上げたお店だそうで、イタリアから輸入した上質な皮で、バッグや革小物を作っているとのこと。ブランドものと変わらないクオリティのバッグが、破格で購入できるそうです。

 

中に入ると、有名ブランドのバッグやお財布と瓜二つなものがズラリと並んでいました。

一応ブランドのロゴなどは入っていないので、コピー品ではなく、「そっくりさん」という位置付けになるでしょうか。それにしても、あまりにそっくりすぎて、これってアリなの?と思ってしまうほど。

主人も私も、さすがにここまでそっくりなものがあるとは思っておらず、かなりびっくりしてしまいました。
気が引けてしまって、実を言うとあまりじっくり見られなかったのですが・・・価格は本物の100分の1にも満たないぐらいだったでしょうか。

結局私たちは、「そっくりさん」を買うことはなく、気軽に使える革小物を購入して、何となく落ち着かなくて、そそくさとお店を後にしました。

 

お次は、ミラドーマンション(美麗都大廈)の中のクッキー屋さんへ。

お土産の定番にもなっている、【ジェニーベーカリー】です。

すごい行列でかなり並ぶと聞いていましたが、全くそんなことはなく、すんなり買うことができました。行った時間が遅めだったからでしょうか?夕方なら、並ばずに買うこともできるのかもしれませんね。

 

ビルの1階にあった旧店舗の前にお店の方が座っていて、2階に誘導してくださいました。
ビル自体も古くて、びっくりするほど汚いので、本当にここでいいのか不安になったりもして・・・。

街中では、この【ジェニーベーカリー】の偽物を売っていたり、転売されていたりするし、同じビルの中でさえも転売しているお店があるので、ちょっぴりセンシティブになっていたところもあったかもしれません。

 

商品の種類はそんなにたくさんはありませんが、メニューはシンプルでわかりやすいです。

どれも可愛い缶に入っていて、お土産にもぴったり。

買ったクッキーについては、買ったもののところでまたご紹介することにします。
翌日と翌々日に、違うお店でもクッキーを購入したので、そちらも併せて載せたいと思います。

香港って、クッキーのイメージがあまりなかったのですが、イギリス領だった影響なのか、ハイティも盛んだし、こういう焼き菓子がいろいろあるのですね。お店によって個性があり、食べ比べるのも楽しかったです。

 

そしてこの後、本当はこのミラドーマンションの中にあるテーラーにも行きたかったのですが、ディナーの時間も迫っていることですし、断念することにしました。

それ以前に、このビルのあまりの汚さに、主人も私も圧倒されてしまい・・・こういうところでお洋服をお仕立てすることに乗り気でなくなってしまった感じはあります。やはり、ホテルのアーケードの中みたいなところが、私たちは落ち着くのでしょうか。

 

余談ですが、この皮製品のお店を教えてくれた友人が、私たち(特に主人)にはこのビルは無理だと思うレベルの汚さだと話していました。まさにそんな感じで、通りがかりでは決して入らなかったと思います。

どんな感じだったかと言うと、「美麗都」という名前を疑いたくなる光景です。

美しく、麗しい、都?!うーん。

 

思わず二度見してから目を逸らしてしまう感じの建物でした。

こんな感じで、ビル自体はとても汚くて、長居はご免のレベルなのですが、それでも、怖い思いをするようなことはなかったので、治安は悪くないのかなぁと思ったことは書き添えておきます。

 

次回は、ホテルの中のテーラーで主人のスーツやシャツをお仕立てできたら楽しいかなぁなんて思いました。(このビルの中のテーラーも評判はいいみたいなので、きっと腕はいいのだと思います。)

出来上がるのにお時間がかかるので、初日に行くのがいいかもしれませんね。

 

そんな“軟弱夫婦”の旅は、まだもう少し続きます。
この後は、タクシーでホテルに戻って、着替えてディナーです。

ディナーについては、次の後編でアップするので、お楽しみに♪

 

 

 

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